特許
J-GLOBAL ID:200903032912339828

電圧無効電力監視制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-298725
公開番号(公開出願番号):特開平11-136863
出願日: 1997年10月30日
公開日(公表日): 1999年05月21日
要約:
【要約】【課題】線形計画問題を解いてVQ調整機器への操作信号を作成する際に操作回数増加および線形化誤差の影響を低減する電圧無効電力制御装置を提供する。【解決手段】本発明の装置は、電力系統101について取得した状態量とVQ運用制約データ103とを比較して母線電圧および無効電力潮流の運用上下限制約違反を判定するVQ運用制約違反判定装置104、対象電力系統内の全VQ調整機器数に対する操作可能なVQ調整機器数の割合に応じて母線電圧および無効電力潮流の運用上下限幅を調整するVQ運用上下限幅調整装置105、VQ調整機器の操作量を求める線形計画問題を定式化する線形計画問題定式化装置106、定式化した線形計画問題を解いて各VQ調整機器の操作量を求める線形計画問題最適化装置107、操作閾値データ108と導出した各VQ調整機器の操作量を比較して各VQ調整機器に対する操作信号を作成するVQ調整機器操作信号作成装置109を有する。
請求項(抜粋):
読み込んだ電力系統の状態量に基づいて操作信号を作成し、該作成した操作信号を該電力系統の各調整機器へ送信して、該電力系統の変電所母線電圧(以下Vと略称)と送電線を流れる無効電力潮流(以下Qと略称)を、予め定めた運用制約を満足するように制御する電圧無効電力監視制御装置において、VおよびQの少なくとも一方について、その運用範囲を示す運用制約データを格納した記憶部と、前記読み込んだ状態量と前記運用制約データとを比較して、VおよびQの少なくとも一方の運用制約違反発生の有無を判定する運用制約違反判定部と、前記電力系統内の全調整機器数に対する操作可能な調整機器数の割合に応じて、前記運用制約データが示すVおよびQのうち少なくとも一方の運用範囲を調整する運用範囲調整部と、前記運用制約違反判定部の判定結果および前記運用範囲調整部の調整結果に基づいて、各調整機器の操作量をそれぞれ求めるための線形計画問題を定式化する線形計画問題定式化部と、前記線形計画問題定式化部にて定式化した線形計画問題を解いて各調整機器の操作量を求める線形計画問題最適化部と、前記線形計画問題最適化部にて導出した各調整機器の操作量から各調整機器に対する操作信号を作成する調整機器操作信号作成部とを備えることを特徴とする電圧無効電力監視制御装置。
IPC (5件):
H02J 3/18 ,  G01R 11/56 ,  G01R 21/00 ,  G05F 1/70 ,  H02J 3/00
FI (5件):
H02J 3/18 Z ,  G01R 11/56 A ,  G01R 21/00 J ,  G05F 1/70 B ,  H02J 3/00 K

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