特許
J-GLOBAL ID:200903032912991843
泡噴出容器
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
今岡 良夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-131333
公開番号(公開出願番号):特開平7-315411
出願日: 1994年05月20日
公開日(公表日): 1995年12月05日
要約:
【要約】【目的】 玉弁体を使用しないで済み、その部分の部材数がすくなくて、組付けも容易であり、また、空気用シリンダ内に液が入るのを極力防止出来、ポンプの作動不良を生じることがない優れた泡噴出容器を提案する。【構成】 特殊形状の弁体34を用いて吐出弁及び吸い込み弁の玉弁を省略し、また、大径シリンダ14内を上下動してその下方を空気加圧室Aとして画成する隔壁25を設け、その内周縁部をステム22外周に開口する通気路39を開閉可能に嵌合させ、ヘッド23の押し下げ時に開口し、上昇時に閉塞する如く構成し、吸気弁の玉弁を省略した。
請求項(抜粋):
口頚部5を起立した容器体2と、上記口頚部に嵌合させた装着キャップ6と、該キャップにより容器体に固定させ且つ容器体内へ垂下させた空気用大径シリンダ14及び該シリンダと同心円状に設けた液用小径シリンダ15よりなるシリンダ部材7と、上記小径シリンダ15内周上部に嵌合させた環状小径ピストン21を外周下部より突設するとともに、上部を上方へ広がるテーパ部22a を介して拡径して上下動自在に装着したステム22と、該ステム上端に一体動可能に延設するとともに、上記装着キャップ上方に上下動可能に突出させた注出孔付き押し下げヘッド23と、上記テーパ部内面に圧接するテーパ状部34a を上端部に拡径形成した縦長棒状をなすとともに、上面より一体に起立してその上端をステム内に固定した板バネ35により常時下方へ付勢させ、且つ、下端を小径シリンダ15の底壁中央に立設した短筒部20上端近傍に垂下させるとともに、該短筒部内に僅かな隙間を介して挿入可能に構成した弁体34と、上記ステム内よりヘッド23の注出孔に至る流通路32内の弁体上方に設けた起泡層37と、上記テーパ部上方で且つ起泡層下方のステム内面に一端を開口するとともに、その上方ステム外面に他端を開口する通気路39と、該通気路上部開口を閉塞してステム外周に内周縁部を所定幅の上下摺動が可能に嵌合させるとともに、外周縁部より突設した環状大径ピストン24を上記大径シリンダ内周上部に嵌合させてその下方に空気加圧室Aを画成してなる隔壁25と、上記ステム及びヘッドを常時上方へ付勢させる弾性部材26とを有し、上記ヘッドの押し下げ時には隔壁がステムと相対的に上昇して空気加圧室A内とステム内とが連通するとともに、押し下げヘッド周壁27下端縁が隔壁上面に気密に当接して空気加圧室A内外が遮断され、上記ヘッドの上昇時には上記隔壁内周縁部により通気路上部開口を気密に閉塞させるとともに、ヘッド周壁内方位置の隔壁に設けた透孔41を介して空気加圧室A内外が連通する如く構成してなる泡噴出容器。
IPC (6件):
B65D 47/34
, B05B 1/02 101
, B05B 7/04
, B05B 11/00 101
, B65D 47/06
, B65D 83/76
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