特許
J-GLOBAL ID:200903032920414111

過電流保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 聖孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-105482
公開番号(公開出願番号):特開平5-282977
出願日: 1992年03月30日
公開日(公表日): 1993年10月29日
要約:
【要約】[目的]過電流保護装置において、電気回路の遮断の度毎の交換を不要とし、遮断状態の自己保持機能を奏し、さらには定格時の誤動作を防止する。[構成]遮断前、主バイメタル34が上側に反った原状態にあって、可動アーム30を上方に付勢しており、これによって可動接点32が固定接点26に加圧接触している。定格電流が流れていても、蓄熱効果や周囲温度の上昇によって発熱抵抗部28付近の温度が上昇すると、副バイメタル24の可動部24bが上方に反り、副バイメタル24の接点部24cが発熱抵抗部28の底面接点部28gに接触し、副バイメタル24が電流パイパス手段として発熱抵抗部28に電気的に並列接続される。遮断後は、第1および第2の端子14,16間のヒータブロック18が発熱抵抗体として機能し、このヒータブロック18の抵抗発熱によって主バイメタル34は遮断後も加熱され続け、往動状態を保持する。これによって接点32,26の遮断状態が保持される。
請求項(抜粋):
一方の端子に接続された固定接点と、他方の端子に接続された可動接点と、前記一方の端子と前記他方の端子との間において前記固定接点または前記可動接点に直列接続された発熱抵抗体と、前記発熱抵抗体に近接して配設され、所定の動作温度まで加熱された時に前記固定接点と可動接点とを遮断状態に切り替える主バイメタルと、前記発熱抵抗体と並列に設けられた電流バイパス手段と、前記発熱抵抗体に近接して配設され、前記主バイメタルの動作温度よりも低い所定の動作温度まで加熱された時に前記電流バイパス手段を前記発熱抵抗体に電気的に並列接続せしめる副バイメタルと、を具備することを特徴とする過電流保護装置。
IPC (2件):
H01H 37/74 ,  H01H 37/52
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭54-140977
  • 特開昭54-140977

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