特許

J-GLOBAL ID：200903032920615095

二重管式鋼管杭

発明者： 高野 公寿 ,  森 玄 ,  篠原 敏雄
出願人/特許権者： 日本鋼管株式会社
代理人 (1件)： 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-204369
公開番号（公開出願番号）：特開平11-043939
出願日： 1997年07月30日
公開日（公表日）： 1999年02月16日
要約：

【要約】【課題】 口径が大きくなり、外鋼管、内鋼管の肉厚も増加すると、長尺化のための管端部同士の溶接に時間がかかり、溶接品質にも欠陥が生じる可能性が高くなる。また外鋼管、内鋼管の各々の接合部に接続スリーブや重ね継手構造を用いると、施工性に支障を来し、ねじ継手、印籠継手を用いた場合加工にコストが上昇する等の問題点を解決すること。【解決手段】 地中に設けた穴内に、管端同士を当接して積み重ねる外鋼管と、該外鋼管内に、管端同士を当接して積み重ねる内鋼管と、外鋼管と内鋼管の隙間に充填するセメントまたはモルタルを有する二重管構造であって、一方の鋼管の管端当接位置に対峙する他方の鋼管の軸方向範囲を該範囲以外の部位より厚肉または高強度にするものである。

請求項（抜粋）：

地中に設けた穴内に、管端同士を当接して積み重ねる外鋼管と、該外鋼管内に、管端同士を当接して積み重ねる内鋼管と、外鋼管と内鋼管の隙間に充填するセメントまたはモルタルを有する二重管構造であって、一方の鋼管の管端当接位置に対峙する他方の鋼管の軸方向範囲を該範囲以外の部位より厚肉または高強度にすることを特徴とする二重管式鋼管杭。