特許
J-GLOBAL ID:200903032931884233

電気化学的脱イオン化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-109435
公開番号(公開出願番号):特開平7-308548
出願日: 1995年05月08日
公開日(公表日): 1995年11月28日
要約:
【要約】【目的】 電気化学的脱イオン化に用いたときに連続運転するのに適した電気化学セル及び電気化学的脱イオン化方法を提供する。【構成】 脱イオン化のための電気化学セル(50)は、電気化学的イオン交換材を用いて供給溶液からイオンを除去する。電界の作用のもとで、イオンは、粒子状イオン吸収物質及びバインダの浸透性層(54,64) に吸着され、その中に蓄積されそしてそこを通過する。この層は数ミリメータの厚みである。供給溶液からの水もこの層(54,64) に浸透し、従って、イオンの濃縮溶液が層の後面(58)から出て来る。セルは、個別の供給源及び溶出溶液を必要とせず、実質的に連続的に運転できる。変型セル(70)においては、供給溶液の流路が非常に多孔性のイオン交換構造体(77)を通り、これは2つの微孔性層(54,64) 間に配置される。このようなセルにおける吸収は、電界が存在しなくても有効であり、溶出には電界の周期的な付与が必要である。
請求項(抜粋):
電気化学的脱イオン化に使用する電気化学セル(10,30,50,60,70,80,90)であって、粒子状イオン吸収物質の水浸透性層(14,34,54,64;77)と、液体が上記層の少なくとも一部分と接触状態になるように構成された処理を受ける液体のための液体区画(12,37,56)と、上記層の少なくとも一部分にわたり電界を付与するための電極(13,26) とを備え、上記層は電界の方向に少なくとも1mmの厚みであり、そして上記粒子状物質は少なくとも電界の方向にコヒレントとなるようにバインダによって一緒に結合されるような電気化学セルにおいて、上記イオンは上記層を通して溶出ゾーン(23,58) へと出て来るように移動し、そして処理を受ける液体を上記溶出ゾーンから確実に分離するための手段(54,64;83,87,92,93) を備えたことを特徴とする電気化学セル。
IPC (4件):
B01D 61/48 ,  B01D 61/46 500 ,  C02F 1/469 ,  C25C 1/00
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭54-023082
  • 特開平1-215306
  • 特開昭61-220705
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