特許
J-GLOBAL ID:200903032944878470

紙葉類の厚さ検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-272681
公開番号(公開出願番号):特開平11-106094
出願日: 1997年10月06日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】【課題】 基準ローラの偏心等、加工精度によって発生する厚さ測定の誤差をなくす事。【解決手段】 基準ローラ回転周期の整数倍のセンサ出力積分値及び媒体厚さの補正値を記憶し、任意の測定時のセンサ出力値を、該測定時から丁度基準ローラの回転周期だけ前のセンサ出力値及び媒体厚さの補正値を用いて補正することにより、任意の測定時における正確な媒体厚さを求める。基準ローラの回転周期の整数倍のセンサ出力値の積分値、媒体厚さの補正値を記憶し、その値により基準ローラの偏心を補正する紙葉類の厚さ検知装置。
請求項(抜粋):
搬送する紙葉類の厚さを計測する紙葉類の厚さ検知装置であって、外周面が測定する紙葉類の厚さの基準面となる基準ローラと、該基準ローラの外周面に与圧をかけながら接触し、且つ該外周面に対して変位自在に設けられた圧接部材と、該圧接部材の前記変位を電気信号に変換する変換回路と、前記変換手段の出力信号を、基準ローラの所定回転角度毎に読み取り、基準ローラの整数倍回転にわたって積算する積分回路と、該積分回路により求められた積分値を記憶する第1の記憶手段と、該積分値から求められる紙葉類の厚さ相当値を記憶する第2の記憶手段と、前記第1及び第2の記憶手段のデータを用いて演算処理を行う演算手段を備え、前記基準ローラによる読み取り周期の整数倍が厚さ補正の基本単位とし、且つ厚さ補正の基本単位の整数倍が基準ローラの整数倍回転となるように前記読み取り周期及び厚さ補正の基本単位を設定し、基準ローラに圧接部材のみが接触した状態で該基準ローラを回転することにより全ての基本単位における積分値、及び基準ローラに圧接部材が紙葉類を介して接触した状態で該基準ローラを回転することにより全ての基本単位における積分値とを第1の記憶手段に記憶すると共に、該第1の記憶手段に記憶した両積分値から各基本単位における紙葉類の厚さ相当値を第2の記憶手段に記憶し、任意の基本単位における積分値から、前記第1の記憶手段に記憶した前記任意の基本単位より1基本単位前の積分値を減算し、更に前記第2の記憶手段に記憶した前記任意の基本単位から、前記基準ローラ整数倍回転だけ前の基本単位における紙葉類の厚さ相当値を加算することにより前記任意の基本単位における紙葉類の厚さ相当値を求めることを特徴とする紙葉類の厚さ検知装置。
IPC (3件):
B65H 7/12 ,  G01B 5/06 101 ,  G01B 21/08 101
FI (3件):
B65H 7/12 ,  G01B 5/06 101 ,  G01B 21/08 101

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