特許
J-GLOBAL ID:200903032949112351
パイル布帛
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
千葉 茂雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-098075
公開番号(公開出願番号):特開平10-280242
出願日: 1997年03月31日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】【課題】 パイル糸を構成する主材繊維の種類に格別限定されることなく、種々のパイル糸に適用し、その主材繊維特有の品質特性を損なうことなく、その有する撚山を簡便にセットする。【解決手段】 加撚されていて撚山13を有する撚糸11に、その撚方向とは逆方向に熱可塑性繊維に成るセット糸12を捲き付けてパイル糸14を構成し、その撚糸11に捲き付けたセット糸12のコイル状螺旋形状を熱セットする。セット糸12の太さ(総デニール)が撚糸11の太さ(総デニール)の10分の1以下とする。撚糸11に解撚トルクが作用するときはセット糸12が一層強く捲き付けられることになるので、撚糸11が解れ難くなる。セット糸12が熱融着性を有し、それが撚糸11に熱融着しているときは、撚糸11との間に滑り(スリップ)が発生しないので、撚糸11は一層解れ難くなる。
請求項(抜粋):
加撚されていて撚山(13)を有する撚糸(11)に、その撚方向とは逆方向に熱可塑性繊維に成るセット糸(12)が捲き付けられたパイル糸(14)に成るパイル(15)を有し、その撚糸(11)に捲き付けられたセット糸(12)のコイル状螺旋形状が熱セットされており、セット糸(12)の太さ(総デニール)が、撚糸(11)の太さ(総デニール)の10分の1以下であることを特徴とするパイル布帛。
IPC (3件):
D02G 3/36
, D03D 39/00
, D05C 17/00
FI (3件):
D02G 3/36
, D03D 39/00
, D05C 17/00
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