特許

J-GLOBAL ID：200903032952861675

改質芳香族ポリカーボネート樹脂およびその製造法

発明者： 徳田 俊正
出願人/特許権者： 帝人化成株式会社
代理人 (1件)： 前田 純博
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-086400
公開番号（公開出願番号）：特開平7-216079
出願日： 1994年04月25日
公開日（公表日）： 1995年08月15日
要約：

【要約】【目的】 電気電子用部品や光学部品等の構造材料や機能材料用途に適した透明性や機械物性を保持したままで成形性、転写性、耐トラッキング性等の特性を改善した芳香族ポリカーボネート樹脂を提供する。【構成】 特定構造の置換基を有するフェニルオキシ基を末端に有する改質芳香族ポリカーボネート樹脂およびその製造法。

請求項（抜粋）：

芳香族ポリカーボネート樹脂であって、その全末端基の少くとも5モル%は下記一般式(I)【化1】[式中、Xはハロゲン原子または炭素数1〜10の一価の脂肪族炭化水素基を示し、Pは0〜4の整数を示し、Qは【化2】を示す。ここでYは炭素数1〜10の二価の脂肪族炭化水素基を示し、W1 は水素原子、-C(=O)R1 、-C(=O)OR2 またはR3 であり、ここでR1、R2 およびR3 は、それぞれ炭素数1〜10の一価の脂肪族炭化水素基、炭素数4〜8の一価の脂環族炭化水素基または炭素数6〜15の一価の芳香族炭化水素基を示す。mは4〜20の整数を示し、nは1〜100の整数を示す。]で表される少なくとも一種の置換フェニルオキシ基を含有していることを特徴とする改質芳香族ポリカーボネート樹脂。