特許
J-GLOBAL ID:200903032952871034

管接続装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西川 惠清 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-013485
公開番号(公開出願番号):特開平10-213283
出願日: 1997年01月28日
公開日(公表日): 1998年08月11日
要約:
【要約】【課題】 プラグとソケットとが確実に接続できる管接続装置を提供する。【解決手段】 プラグ1にソケット7をはめ込む際における軸方向の前端側のOリング6aを小径筒部9により押し潰す際の荷重がピークになる時点と、鋼球13がテーパ部4に到って鋼球側面押し部によりスプリングを押しはじめて発生する荷重がピークになる時点とを一致させる。
請求項(抜粋):
プラグに外周部に係止溝部を設けた大径部と、大径部の前端側にテーパ部を介して連出した大径部よりも径の小さい小径部とを設け、該小径部の外周部に軸方向に2列にOリングを取付け、ソケットの主体を構成するソケット本体に小径部の外径と略同じ内径となった小径筒部と、小径筒部の前端側から内面部が傾斜した傾斜孔部を介して連出した大径部と略同じ内径となった大径筒部とを設け、大径筒部に軸方向に長くなった長孔状の鋼球挿入孔を設けると共に該鋼球挿入孔に鋼球を挿入し、ソケット本体の外周部に押さえリングと解除リングとをそれぞれスライド自在に被嵌し、解除リングの内面部の中央部に鋼球当接部を設けると共に鋼球当接部よりも前端部側の内面部に解除時鋼球逃がし凹部を設け且つ鋼球当接部よりも後端部側の内面部に挿入時鋼球逃がし段部を設け、スプリングにより前方に押圧力が付与された押さえリングの前端部の内面部に鋼球の側面部を押圧するための鋼球側面押し部を設け、押さえリングの前端部の外面部に挿入時鋼球逃がし段部に対向した挿入時逃がし側面構成部を形成し、プラグにソケットをはめ込むに当たって、テーパ部を鋼球が乗り上げる際に鋼球が長孔状の鋼球挿入孔に対して軸方向に移動しながら鋼球側面押し部が押されることでスプリングに抗して押さえリングがスライドして挿入時逃がし側面構成部が挿入時鋼球逃がし段部から離れて両者の間に形成される鋼球逃がし用凹所に鋼球の上端部が嵌まり込み且つ大径筒部が大径部に被嵌された状態で鋼球の下端部が係止溝部に嵌まり込んで鋼球の上端部が鋼球当接部に当接すると共に小径筒部が小径部に被嵌されて小径部により2列のOリングが押圧され、プラグからソケットを取り外すに当たって、解除リングを押さえリングとともにスプリングに抗して移動させて鋼球の上端部を解除時鋼球逃がし凹部に対向させた状態でプラグをソケット本体から引き抜くようにした管接続装置において、プラグにソケットをはめ込む際における軸方向の前側のOリングを小径筒部により押し潰す際の荷重がピークになる時点と、鋼球がテーパ部に到って鋼球側面押し部によりスプリングを押しはじめて発生する荷重がピークになる時点とを一致させて成ることを特徴とする管接続装置。

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