特許
J-GLOBAL ID:200903032956053085

成形加工後の表面性状に優れたアルミニウム合金板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 梶 良之 ,  須原 誠 ,  竹中 芳通
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-079481
公開番号(公開出願番号):特開2009-263781
出願日: 2009年03月27日
公開日(公表日): 2009年11月12日
要約:
【課題】成形条件がより厳しくなった場合にでも、再現性良くプレス成形時のリジングマークを防止できるAl-Mg-Si系アルミニウム合金板を提供することを目的とする。【解決手段】特定組成のAl-Mg-Si系アルミニウム合金板において、熱間圧延における熱延開始温度Tsと熱延終了温度Tf°Cとを一定の関係のもとで行うなどして、板の各深さ方向の部位における、板幅方向に亙るCube方位の分布状態を、Cube方位単独か、あるいは他の結晶方位の分布状態との関係で均一化させ、板のプレス成形時に発生するリジングマークを抑制する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
質量%で、Mg:0.4〜1.0%、Si:0.4〜1.5%、Mn:0.01〜0.5%、Cu:0.001〜1.0%を含み、残部がAlおよび不可避的不純物からなるAl-Mg-Si系アルミニウム合金板において、この合金板の表面における集合組織であって、任意の圧延幅方向500μm×圧延長手方向2000μmに亙る矩形領域のCube方位平均面積率をWとし、この矩形領域に圧延幅方向に亙って順次互いに隣接する同一面積の矩形領域10個のCube方位平均面積率を各々W1〜W10とするとともに、これらW1〜W10の内の、最小となるCube方位平均面積率をWmin 、最大となるCube方位平均面積率をWmax とした際に、前記Wmin を2%以上とするとともに、前記Wmax と前記Wmin との差Wmax -Wmin を10%以下としたことを特徴とする、成形加工後の表面性状に優れたアルミニウム合金板。
IPC (3件):
C22C 21/02 ,  C22C 21/06 ,  C22F 1/05
FI (3件):
C22C21/02 ,  C22C21/06 ,  C22F1/05
引用特許:
出願人引用 (5件)
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引用文献:
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