特許
J-GLOBAL ID:200903032958712523

抗癌剤の併用投与方法及び併用可能な抗癌剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 浩之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-116369
公開番号(公開出願番号):特開平8-291061
出願日: 1995年04月18日
公開日(公表日): 1996年11月05日
要約:
【要約】【目的】 従来の白金錯体から成る抗癌剤の効果を増強するために、該白金錯体と既知の抗癌剤の組合せを提供する。【構成】 シスプラチン又はビンクリスチン等の既知の抗癌剤と、(化1)の白金錯体から成る抗癌剤を併用投与する。これにより大量に使用しないと抗癌剤として機能しなかった(化1)の白金錯体を小量でも抗癌剤として機能させることができる。
請求項(抜粋):
シスプラチン、ビンクリスチン、カルボプラチン、5-フルオロウラシル、テガフール、カルモフール、ドキシフルリジン、ウラシル、イリノテカン、アドリアマイシン、エトポシド、マイトマイシン、ミトキサントロン及びブレオマイシンから選択される1又は2以上の併用剤を、一般式(化1)で表される白金錯体(式中(化2)は(化3)で示される1,2-シクロアルカン(C5 〜C7 )ジアミン(立体構造はシス(R,S-)、トランス-d(1S,2S-)又はトランス-l(1R,2R-)である)、(化4)で示される2-アミノメチルシクロヘキシルアミン(立体構造はシス-l(R,R-)、シス-d(S,S-)、トランス-l(R,S-)又はトランス-d(S,R-)である)、(化5)で示される1,1-ジアミノメチルシクロヘキサン、O-フェニレンジアミン、エチレンジアミン又はプロピレンジアミンより選ばれるいずれか1種のジアミンであり、(化6)は白金(IV)にO,O-配位の5あるいは6員環を形成する配位子であり、XはC1 〜C10の脂肪族環状アルキルを含む脂肪族アルキル又は芳香族アルキルである)と併用投与することを特徴とする抗癌剤の併用投与方法。【化1】【化2】【化3】【化4】【化5】【化6】
IPC (2件):
A61K 31/28 ADU ,  A61K 31/555 AGA
FI (2件):
A61K 31/28 ADU ,  A61K 31/555 AGA

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