特許
J-GLOBAL ID:200903032967721810

圧縮着火内燃機関並びにその燃焼方式

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-078241
公開番号(公開出願番号):特開平7-247844
出願日: 1994年03月09日
公開日(公表日): 1995年09月26日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】直噴圧縮着火方式内燃機関の基本的燃焼技術に関し、高熱効率・静粛性・排気低公害性を兼備した高性能機関と、その燃焼方式を提供する。【構成】噴流状燃料群5をピストンキャビティ1内の燃料衝突部2に衝突させ、圧縮雰囲気燃焼室内で早期に反応域を形成し、この初期反応域A内に後続燃料群を供給することにより、反応内部で衝突拡散による順次な燃料群の展開を行ない、反応内部での順次的燃料展開により、拡散燃料群の蒸発・気化に伴う熱交換・潜熱作用を利用することによって供給燃料の活性化を図り、同時に反応域の温度制御を行なう。更に、反応内部への燃料供給手段によって反応域を拡大展開させ、展開進行域において空気と積極的混合条件を構成することにより、燃料の噴射律則に基づく拡散燃焼を、温度制御雰囲気において構成する。
請求項(抜粋):
ピストンキャビティ開口部を絞り構造とし、燃料噴流の衝突部をキャビティ内に位置付けした燃料噴流衝突拡散方式圧縮着火機関において、燃料噴流の衝突拡散作用により、先行燃料順に展開する燃料活性化作用によってピストンキャビティ絞り開口部に反応域を形成し、この反応域内部の衝突部に後続燃料噴流を供給することにより、反応内部での拡散微粒化・蒸発・気化による反応内冷却作用と、反応を外域に拡大する作用を行なわしめ、拡大する反応外域を順次にスキッシュ流動・逆スキッシュ流動中に混合し、キャビティ内とスキッシュ域へ拡散燃焼律則として展開せしめることを特徴とする圧縮着火機関の燃焼方式。

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