特許
J-GLOBAL ID:200903032981116270

送油式変圧器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木内 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-082397
公開番号(公開出願番号):特開2000-277349
出願日: 1999年03月25日
公開日(公表日): 2000年10月06日
要約:
【要約】【課題】 冷却効果を損なうことなく、変圧器本体内の絶縁物と絶縁油の接触摩擦による電荷の発生を防止することができる送油式変圧器を提供する。【解決手段】 側管12の途中に、流体抵抗値を連続的に制御することができる流量調整弁20を設け、変圧器に接続される系統には、変圧器の負荷を測定し、その負荷に応じて絶縁油を送油する油ポンプ2の回転速度を増減して、冷却装置の冷却能力を制御する冷却器制御装置21を設け、油ポンプ2の回転速度に応じて、流量調整弁20の流体抵抗値を制御する流量調整弁制御装置22を設ける。そして、一時的な過負荷運転時に、変圧器の負荷に応じて冷却能力を高めるべく絶縁油量を増加しても、流量調整弁制御装置22によって、流量調整弁20の流体抵抗値を制御することにより、変圧器本体には常に適正な絶縁油量を供給することができるように構成する。
請求項(抜粋):
内部に変圧器本体及び絶縁油を収納したタンクに、冷却器及び油ポンプを備えた複数台の冷却装置をそれぞれ上部及び下部の配管を介して連通し、前記複数台の冷却装置の下部の配管を共通油道により連通し、この共通油道から分岐した側管を前記タンク上部に開口して、前記複数台の冷却装置から流入する絶縁油を前記タンク内の上部及び下部に分流する送油式変圧器において、前記側管に流量調整弁を設け、前記変圧器の負荷に応じて、前記冷却装置の冷却能力を変化させる第1の制御装置と、前記冷却装置の冷却能力の変化に応じて、前記側管に設けられた流量調整弁の流体抵抗値を制御する第2の制御装置を設けたことを特徴とする送油式変圧器。
Fターム (3件):
5E050CA04 ,  5E050CB04 ,  5E050CB05

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