特許
J-GLOBAL ID:200903032983949406

汚泥溶融システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾仲 一宗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-150097
公開番号(公開出願番号):特開平6-026629
出願日: 1992年05月19日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、溶融炉からの排ガスエネルギーを有効に利用し、溶融炉の後段に配置した熱交換器及び排ガス通路等の壁面に共融塩類が付着するのを防止する安価で且つメインテナンスが容易な汚泥溶融システムを提供する。【構成】 本発明は、溶融炉1の後段に配置されている第1熱交換器3に送り込まれる排ガスの温度を排ガスに含まれる共融塩類の軟化温度以下に制御し、更に第1熱交換器3の後段の第2熱交換器4に送り込まれる排ガスの温度を排ガスに含まれる共融塩類の凝固温度以下に制御し、共融塩類が壁面に付着するのを防止する。
請求項(抜粋):
乾燥汚泥を燃焼溶融する溶融炉、該溶融炉に接続する排ガス通路、該排ガス通路を通じて排出される排ガスで燃焼空気を加熱する第1熱交換器、該第1熱交換器の後段に接続した汚泥を乾燥するための乾燥排ガスを加熱する第2熱交換器、該第2熱交換器の後段に接続した排ガスを処理する排ガス処理装置、該排ガス処理装置からの排ガスを外部へ排出するための送風機、前記第2熱交換器で加熱された乾燥排ガスを更に加熱する熱風発生炉、該熱風発生炉からの乾燥排ガスによって汚泥を乾燥する乾燥機及び該乾燥機で乾燥した乾燥汚泥を貯留し且つ定量的に前記溶融炉に空気輸送する乾燥汚泥供給装置を有する汚泥溶融システムにおいて、前記乾燥機から排出した乾燥排ガスの一部を前記第1熱交換器に導入する乾燥排ガス通路、該乾燥排ガス通路に接続して乾燥排ガスを前記第2熱交換器で加熱して前記熱風発生炉に送り込む分岐乾燥排ガス通路、前記第1熱交換器に導入される排ガスの温度を調節するために前記第2熱交換器を通過した排ガスの一部を前記第1熱交換器に導入する排ガス循環通路、該排ガス循環通路に設けた排ガス循環用送風機、及び前記第2熱交換器に導入される排ガスの温度を調節するために前記排ガス循環通路に接続して排ガスを前記第2熱交換器に導入する分岐排ガス循環通路を有することを特徴とする汚泥溶融システム。
IPC (5件):
F23G 5/04 ,  F23G 5/32 ,  F23J 1/00 ,  F23J 15/00 ,  F23L 15/00

前のページに戻る