特許
J-GLOBAL ID:200903032984193925

Cr窒化物皮膜の形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-332724
公開番号(公開出願番号):特開平7-188896
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【目的】 基材の軟化や変形などの問題を伴うことなく、基材との密着力を高めることのできるCr窒化物皮膜の形成方法を提供する。【構成】 本発明方法は、Crを含有する基材を大気中で加熱して、該基材表面の金属Crを酸化してCr酸化物にするとともに、該基材表面のCr濃度を高濃度化させる工程と、上記Cr濃度を高濃度化させた基材表面を還元処理して、該基材表面の該Cr酸化物を金属Crにする工程と、上記還元処理した基材表面を窒化処理して、該基材表面にCr窒化物皮膜を形成する工程とからなることを特徴とする。このようにして形成されたCr窒化物被膜は、基材中のCrと窒素とが化学的に反応して結合されたものであるため、密着強度が高い。また、本発明における上記各処理は、基材が軟化したり変形したりしない温度範囲内で行うことができる。
請求項(抜粋):
Crを含有する基材を大気中で加熱して、該基材表面の金属Crを酸化してCr酸化物にするとともに、該基材表面のCr濃度を高濃度化させる工程と、上記Cr濃度を高濃度化させた基材表面を還元処理して、該基材表面の該Cr酸化物を金属Crにする工程と、上記還元処理した基材表面を窒化処理して、該基材表面にCr窒化物皮膜を形成する工程とからなることを特徴とするCr窒化物皮膜の形成方法。
IPC (2件):
C23C 8/26 ,  C23C 8/02

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