特許
J-GLOBAL ID:200903032987486893

集束ビーム給電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-213776
公開番号(公開出願番号):特開平11-055028
出願日: 1997年08月08日
公開日(公表日): 1999年02月26日
要約:
【要約】【課題】 平面の周波数選択膜を用いて周波数共用をはかり、他の2枚の金属からなる2次曲面鏡とにより波動的な交差偏波消去条件を満足させて交差偏波成分を十分低く抑えた集束ビーム給電装置を得ることを目的とする。【解決手段】 曲面あるいは平面からなる複数の集束反射鏡を有し、複数の周波数帯域の電波の可動アンテナへの給電に供する集束ビーム給電装置において、反射帯域周波数で平面の周波数選択膜において直交する偏波のそれぞれの反射係数の位相差により発生する交差偏波成分の発生量を、上記反射帯域周波数で周波数共用する少なくとも2枚の2次曲面鏡との組み合せで波動的な交差偏波消去条件を満足する仮想的な1枚の2次曲面鏡を定義したときに上記仮想的な1枚の2次曲面鏡で発生する交差偏波成分の発生量に合わせるように上記平面の周波数選択膜を上記直交偏波での反射係数に位相差をつけるように形成した。
請求項(抜粋):
曲面あるいは平面からなる複数の集束反射鏡を有し、複数の周波数帯域の電波の可動アンテナへの給電に供する集束ビーム給電装置において、平面の周波数選択膜により上記周波数選択膜が反射で動作する反射帯域周波数と透過で動作する透過帯域周波数との周波数共用を行なう周波数共用手段と、上記反射帯域周波数用の一次ホーンとその給電装置と、上記周波数共用手段と共に上記一次ホーンからの反射帯域周波数の電波の経路を形成する上記反射帯域周波数と透過帯域周波数とを周波数共用する少なくとも2枚の2次曲面鏡とを備え、可動アンテナへ給電する場合に、可動アンテナのアジマス軸上に上記平面の周波数選択膜がオフセット配置されるように上記周波数共用手段を設置すると共に上記一次ホーンとその給電装置を固定し、上記平面の周波数選択膜を、上記平面の周波数選択膜における上記反射帯域周波数での直交する偏波のそれぞれの反射係数の位相差により発生する交差偏波成分の発生量を、上記反射帯域周波数で上記周波数共用する少なくとも2枚の2次曲面鏡との組み合せで波動的な交差偏波消去条件を満足する仮想的な1枚の2次曲面鏡を定義したときに上記仮想的な1枚の2次曲面鏡で発生する交差偏波成分の発生量に合わせるように上記位相差をつけた平面の周波数選択膜としたことを特徴とする集束ビーム給電装置。
IPC (4件):
H01Q 19/19 ,  H01Q 3/08 ,  H01Q 3/20 ,  H01Q 15/16
FI (4件):
H01Q 19/19 ,  H01Q 3/08 ,  H01Q 3/20 ,  H01Q 15/16
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭59-011007
  • 特開昭61-117903
  • 特開昭59-094901
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