特許
J-GLOBAL ID:200903032987716651

回転体およびその成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西岡 邦昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-188855
公開番号(公開出願番号):特開平8-025520
出願日: 1994年07月19日
公開日(公表日): 1996年01月30日
要約:
【要約】【目的】 寸法精度が高く且つ表面状態が良好で強度の高い樹脂製の回転体およびその成形方法を提供する。【構成】 回転体である歯車10は、環状部11,13と、該環状部の中心に前記環状部と同軸に位置する軸部15と、軸部と環状部との間に放射状に配置されて軸部と環状部とを連結する複数の放射リブ16とを有する。この歯車は、型装置17のキャビティ20内に溶融樹脂21を注入した後、軸部の一端面を形成する軸部一端形成面20aからキャビティ内に圧入される中空部形成流体により溶融樹脂の内部に中空部30を形成した状態で溶融樹脂を冷却固化することにより成形される。中空部は軸部の内部から各放射リブの内部を経て環状部内へと延び、更に、環状部内で二方に分岐して、互いに隣り合う2つの放射リブの間の環状部形成面20b,20cに開口した樹脂押出室24,27の近傍までそれぞれ延びている。
請求項(抜粋):
環状部と、前記環状部の中心に前記環状部と同軸に位置する軸部と、前記軸部と前記環状部との間に放射状に配置されて前記軸部と前記環状部とを連結する複数の放射リブとを有し、型装置のキャビティ内に溶融樹脂を注入した後、前記キャビティ内に圧入した中空部形成流体により前記溶融樹脂の内部に中空部を形成した状態で前記溶融樹脂を冷却固化することにより成形された回転体であって、前記中空部は前記軸部の一端面を形成する軸部一端形成面より圧入された中空部形成流体により前記軸部内に形成されると共に、前記軸部の内部から前記各放射リブ内を経て前記環状部内へと延び、更に、前記環状部内で二方に分岐して、互いに隣り合う2つの放射リブの間の環状部形成面に開口した樹脂押出室またはその近傍までそれぞれ延びていることを特徴とする回転体。
IPC (7件):
B29D 31/00 ,  B29C 45/00 ,  B29C 45/26 ,  F16H 55/06 ,  F16H 55/48 ,  B29L 15:00 ,  B29L 31:08
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 熱可塑性樹脂製歯車
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-340102   出願人:旭化成工業株式会社
  • 特開平4-296521

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