特許
J-GLOBAL ID:200903032988975944

集中度200未満のビトリファイド砥石及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-328492
公開番号(公開出願番号):特開平6-155307
出願日: 1992年11月13日
公開日(公表日): 1994年06月03日
要約:
【要約】【目的】 砥粒,気孔が適度に分散し、骨材の脱落も適度で、研削性能が均一かつ良好な集中度200未満のビトリファイド砥石を製造する。【構成】 CBN砥粒(140/170;25vol%)を混合撹拌機に入れ、次に樹脂系の有機バインダ(5vol%)を入れ、砥粒を被覆する。次に、SiC(#3000;7.5vol%),ホウ珪酸系ガラス(4μm;7vol%)を混合したものを加えて混合撹拌し、砥粒の周囲に第1の付着層を形成する。そして、この第1の付着層を硬化させた後、上記同様に、水溶性系の有機バインダ(10vol%)で被覆し、上記粒度,粒径のSiC(15vol%),ホウ珪酸系ガラス(14vol%)とを混合したものを加えて混合撹拌し、第2の付着層を形成する。そして、これを成形し、焼結する。この結果、砥粒(黒く大きい粒)が均一に分散し、気孔も多く存在すると共に均一に分散し、骨材(白い小さな粒)も砥粒の周囲に均一に分散した研削性能良好な集中度100の砥石を得る。
請求項(抜粋):
砥粒と結合剤と骨材とを混合して成形・焼結し、結合剤中に分散した砥粒及び骨材と、結合剤の間に形成される気孔とをほぼ均一に分散させた集中度200未満のビトリファイド砥石において、砥粒及び骨材は、砥粒が気孔と共にほぼ均一に分散配置されると共に、平均粒径が2μm〜40μmでありかつ砥粒の粒径の30%以下である骨材が各砥粒を取り囲む様に分散配置された状態で、結合剤によって結合されており、前記砥粒と骨材との合計体積が、気孔を含む砥石体積の40%以上であることを特徴とする集中度200未満のビトリファイド砥石。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-065974
  • 特開平2-065974

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