特許
J-GLOBAL ID:200903033000364755

頭部載置型映像表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐野 静夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-243046
公開番号(公開出願番号):特開平10-093889
出願日: 1996年09月13日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】 頭部載置型映像表示装置を装着した観察者の眼に対する映像の位置が、頭部の向きにかかわらず常に一定であることに起因する眼の疲労を軽減する。【解決手段】 頭部載置型映像表示装置に、映像を表示する液晶表示装置と、光軸に対して垂直方向に可動なレンズを含む接眼光学系を備えて、接眼光学系を介して表示映像の虚像を観察する構成とする。観察者の頭部の水平方向と垂直方向の回動の速度を角速度センサーによって検出し、検出した回動速度を積分して頭部の向きを求め、頭部の向きに応じて接眼光学系の可動レンズを移動させて眼に対する虚像の相対位置を変化させる。別の構成では、接眼光学系を固定し、液晶表示装置上における映像の表示位置を頭部の向きに応じて変化させることで、眼に対する虚像の相対位置を変化させる。
請求項(抜粋):
映像を表示する表示手段と接眼光学系を有し、該接眼光学系によって前記表示手段に表示された映像の虚像を観察者の眼に与える頭部載置型の映像表示装置において、観察者の頭部の向きを検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された観察者の頭部の向きに応じて、観察者に対する前記虚像の位置を変更する変更手段とを備えることを特徴とする映像表示装置。

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