特許
J-GLOBAL ID:200903033001591917

2-アダマンチル(メタ)アクリレート類の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保山 隆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-042474
公開番号(公開出願番号):特開2000-309558
出願日: 2000年02月21日
公開日(公表日): 2000年11月07日
要約:
【要約】【課題】 工業的規模でも容易に実施可能な方法で、2-アダマンチル(メタ)アクリレート類の精製品を製造する。【解決手段】 下記反応式に従い、(メタ)アクリル酸ハライド(II)と2-アダマンタノール類(III) とから2-アダマンチル(メタ)アクリレート類(I)を生成させ、この生成物の有機溶媒溶液を活性炭で処理し、次いで活性炭を除去した後、この溶液から高品質の2-アダマンチル(メタ)アクリレート類(I)を取り出す。式中、R1 は水素又はメチルを、R2 は水素又は低級アルキルを表し、Xはハロゲンを、Yは水素、アルカリ金属又はマグネシウムハライドを表す。活性炭処理は、反応に用いた極性溶媒を含んだまま行うこともできるし、反応溶媒を除去した後、別の非極性溶媒に溶かした状態で行うこともできる。また、処理後の活性炭の除去には、シリカゲルをプレコートしたフィルターを用いるのが有利である。
請求項(抜粋):
式(II)(式中、R1 は水素又はメチルを表し、Xはハロゲンを表す)で示される(メタ)アクリル酸ハライドと、式 (III)(式中、R2 は水素又は低級アルキルを表し、Yは水素、アルカリ金属又はマグネシウムハライドを表す)で示される2-アダマンタノール類とを反応させて、式(I)(式中、R1 及びR2 は先に定義したとおりである)で示される2-アダマンチル(メタ)アクリレート類を生成させ、該生成物の有機溶媒溶液を活性炭で処理し、次いで該活性炭を除去した後、該生成物を取り出すことを特徴とする前記式(I)で示される2-アダマンチル(メタ)アクリレート類の製造方法。
IPC (3件):
C07C 67/14 ,  C07C 67/56 ,  C07C 69/54
FI (3件):
C07C 67/14 ,  C07C 67/56 ,  C07C 69/54 B

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