特許
J-GLOBAL ID:200903033002995833

鋳鉄製部材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 剛宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-296081
公開番号(公開出願番号):特開2003-105435
出願日: 2001年09月27日
公開日(公表日): 2003年04月09日
要約:
【要約】【課題】耐摩耗性が良好でかつ高強度な鋳鉄製部材を製造する。【解決手段】Ti、V、Zr、Nb、Al等、遊離Nと容易に化合する窒素捕捉元素の含有量が予め測定された材料を種々組合せ、これらの割合を合計で0.5重量%以下となるように調整して原材料とする。この原材料を溶解して溶湯とし(第1工程S1)、該溶湯を鋳型内にて表層部にチル組織が生成する条件下で冷却固化して成形品Bとする(第2工程S2)。次いで、第3工程S3において、該成形品Bに対して熱処理を施して前記チル組織をパーライト組織に変態させることにより、表層部にパーライト組織を有するカムシャフトA等の鋳鉄製部材が得られるに至る。
請求項(抜粋):
表層部にパーライト組織を有する鋳鉄製部材の製造方法であって、原材料を溶解して溶湯を得る第1工程と、前記溶湯を鋳型内にて表層部にチル組織が生成する条件下で冷却固化して成形品とする第2工程と、前記第2工程において前記成形品の表層部に生成したチル組織を、該成形品に対して熱処理を施すことによりパーライト組織に変態させる第3工程と、を有し、前記第1工程にて前記溶湯における窒素捕捉元素の割合を0.5重量%以下に調整して前記第2工程を行うことを特徴とする鋳鉄製部材の製造方法。
IPC (3件):
C21D 5/00 ,  C21D 9/30 ,  C22C 37/00
FI (3件):
C21D 5/00 D ,  C21D 9/30 A ,  C22C 37/00 G
Fターム (8件):
4K042AA17 ,  4K042BA01 ,  4K042BA03 ,  4K042CA09 ,  4K042CA12 ,  4K042CA13 ,  4K042CA17 ,  4K042DA06
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特許第2597031号
  • 特許第2886268号
  • 特公平5-059994
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