特許
J-GLOBAL ID:200903033005447403

酸素センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-120646
公開番号(公開出願番号):特開平5-312767
出願日: 1992年05月13日
公開日(公表日): 1993年11月22日
要約:
【要約】【目的】内燃機関の空燃比検出用等の酸素センサにおいて、活性温度を引き下げて使用可能領域を拡大する。【構成】酸素センサのセンサ部を構成するジルコニウムチューブ1の仮焼の状態で、表面に白金Ptに酸化ジルコニウムZrO2 及びCeO3 の複合酸化物を添加物質として混合した電極材ペーストを塗布した後、本焼結する。前記複合酸化物は焼結により体積が25%〜35%の割合で収縮するため、白金Pt粒子相互間の間隙が拡がり、ジルコニウムチューブ1表面に吸着するO2 の量が増大するため、低温活性化が促進する。
請求項(抜粋):
酸素イオン伝導性固体電解質からなる基体の内外表面に電極をそれぞれ形成し、基準気体に接触させた一方表面の電極と、被検出気体に接触させた他方表面の電極との間に酸素分圧比に応じた起電力を発生する酸素センサにおいて、貴金属に前記基体と同一成分を含む添加物質を混合した電極材物質を仮焼状態の前記基体に塗布し、該基体と同時に焼結することによって前記電極を形成する一方、前記添加物質を、前記焼結前に対する焼結後の体積収縮率が25%以上となる物質で形成したことを特徴とする酸素センサ。

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