特許
J-GLOBAL ID:200903033009865080

弦振動持続装置を備えた弦楽器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-277837
公開番号(公開出願番号):特開平5-119775
出願日: 1991年10月24日
公開日(公表日): 1993年05月18日
要約:
【要約】【目的】 弦楽器に関し、弦振動とその励振を持続させるドライブ手段からの駆動力の間の位相差が特定された弦振動持続装置を備える弦楽器を提供することを目的とする。【構成】 弦の振動を検出しそれを電気信号に変換するためのピックアップ手段8、前記ピックアップ手段で検出された弦振動の電気信号を所定の量だけ位相遷移させるための位相シフト手段30、前記位相シフト手段からの出力を増幅しドライブ手段を駆動するための増幅手段18、そして前記増幅手段からの出力に従って弦を駆動するドライブ手段17から構成され、前記位相シフト手段は、前記弦振動の位相と前記弦に対する駆動力の位相との間で弦を励振するための所定の位相差を形成する。
請求項(抜粋):
弦の振動を検出しそれを電気信号に変換するためのピックアップ手段、前記ピックアップ手段で検出された弦振動の電気信号を所定の量だけ位相遷移させるための位相シフト手段、前記位相シフト手段からの出力を増幅するための増幅手段、そして前記増幅手段からの出力に従って弦を駆動するドライブ手段から構成される弦振動持続装置を備えた弦楽器において、弦振動は弦がその均衡時より前記ピックアップ手段から遠い側を正そして近い側を負、弦が前記ピックアップ手段から離れる方向をFAR方向そして近づく方向をNEAR方向とし、そして弦に対する駆動力は前記ドライブ手段に固有の弦を引きつける力と前記ドライブ手段に弦の変位によって発生する弦の復元力が加算されるときを正(FNEAR)そして減算されるときを負(FFAR )とした場合に、前記位相シフト手段は、前記弦振動の位相と前記弦に対する駆動力の位相との間で弦を励振するための所定の位相差を形成することを特徴とする弦振動持続装置を備えた弦楽器。
IPC (2件):
G10H 3/26 ,  G10K 15/12

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