特許

J-GLOBAL ID：200903033011886800

構造部材の腐食・き裂寿命予知装置

発明者： 稲垣 修一 ,  藤原 敏洋 ,  岡部 永年
出願人/特許権者： 株式会社東芝
代理人 (1件)： 須山 佐一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-009965
公開番号（公開出願番号）：特開平7-218409
出願日： 1994年01月31日
公開日（公表日）： 1995年08月18日
要約：

【要約】【目的】 構造部材の寿命を、計算機上のモデルに基づき確率論的に処理することにより、簡便かつ的確に予知できる構造部材の腐食・き裂寿命予知装置を提供することを目的とする。【構成】 構造部材に存在する孔食を転写する転写装置と、孔食画像を入力する孔食画像入力装置と、孔食の発生部位・分布を数値化する孔食画像処理装置と、構造部材の孔食の潜伏期と発生場所に対してその物理的意味付けおよび数式化を施し、孔食を確率論的に発生させる孔食モデル発生装置と、構造部材の使用条件に応じて孔食発生部位に環境および応力等の変化を数値的に与える環境負荷条件設定装置と、孔食を確率論的に成長させる孔食成長計算装置と、限界値に達した孔食から初生するき裂が確率論的に伝播して破断に至る時点を構造部材の寿命として判定・表示する寿命判定・表示装置とを備えることを特徴とする。

請求項（抜粋）：

構造部材の表面に存在する孔食を転写する転写装置と、転写した孔食画像を入力する孔食画像入力装置と、前記孔食の発生部位・分布を数値化する孔食画像処理装置と、構造部材を構成する材料の孔食の潜伏期と発生場所に対してその物理的意味付けおよび数式化を施し、孔食を確率論的に発生させる孔食モデル発生装置と、構造部材の使用条件に応じて前記孔食発生部位に環境および応力等の変化を数値的に与える環境負荷条件設定装置と、前記孔食を確率論的に成長させる孔食成長計算装置と、限界値に達した孔食から初生するき裂が確率論的に伝播して破断に至る時点を構造部材の寿命として判定・表示する寿命判定・表示装置とを備えることを特徴とする構造部材の腐食・き裂寿命予知装置。