特許
J-GLOBAL ID:200903033015800870

加圧式充填装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神崎 真一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-084045
公開番号(公開出願番号):特開2000-281190
出願日: 1999年03月26日
公開日(公表日): 2000年10月10日
要約:
【要約】【解決手段】 容器2内への充填液3の充填終了前のスニフト通路25の開放前では、ガスバルブ18は閉鎖され、その下方のガス通路11内に圧力ガス5’が封入されるとともに、さらにその下方側のガス通路11内に充填液3が入っている。この後、スニフト通路25が開放されると、容器2内の上部残存空間が大気に解放される。すると、ガスバルブ18の下方のガス通路11内の圧力ガス5’が、ガスバルブ18よりも下方のガス通路11の容積と同じ体積まで膨張する。これに伴って、ガス通路11内の充填液3が全て容器2内に押し戻される。【効果】 ベントチューブ8(ガス通路11)の下端を次の容器2に挿入してガスバルブ18を開放した際に、ガス通路11内に充填液3がないので、それが泡立って容器2内に噴出することはない。
請求項(抜粋):
発泡性の充填液を貯溜するとともに上部空間に圧力ガスを導入したタンクと、上記タンクの円周方向複数箇所に設けられて容器内に充填液を充填する充填バルブとを備え、上記充填バルブは、容器内に充填液を注入する液通路と、上記液通路を上下方向に貫通して配設され、上端をタンク内の上部空間に位置させたベントチューブと、ベントチューブの内部空間によって構成したガス通路と、このガス通路を開閉するガスバルブと、ベントチューブの外周部に設けた弁体と液通路に形成した弁座とからなり液通路を開閉する液バルブと、容器内の上部残存空間内に密封された圧力ガスを外部に逃すスニフト通路と、上記スニフト通路を開閉するスニフトバルブとを備え、容器の上端を密閉するとともにベントチューブの下端を容器内に挿入してからガスバルブおよび液バルブを開放して容器内に充填液の充填を開始し、次にガスバルブおよび液バルブを閉鎖してからスニフトバルブによってスニフト通路を開放して容器内の上部残存空間内に密封された圧力ガスを外部に逃して充填を終了するようにした加圧式充填装置において、上記ガスバルブをタンク内の充填液の液面の高さよりも低い位置に設け、充填を開始後にガスバルブが閉鎖された際の該ガスバルブよりも下方側のガス通路の容積をV0とし、また、上記ガスバルブが閉鎖されてからスニフトバルブを開放させる前の状態において上記ガスバルブの下方側となるガス通路内に封入された圧力ガスの体積をV1としたときに、(V0-V1)/V1の値をほぼ2から6に設定したことを特徴とする加圧式充填装置。
IPC (2件):
B67C 3/28 ,  B67C 3/06
FI (2件):
B67C 3/28 ,  B67C 3/06
Fターム (7件):
3E079AA01 ,  3E079BB02 ,  3E079CC04 ,  3E079CD08 ,  3E079CD42 ,  3E079DE12 ,  3E079FF03
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭62-078092
  • 特公昭40-013152
  • 特開平2-269693

前のページに戻る