特許
J-GLOBAL ID:200903033017976444

エンジンマウント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-140992
公開番号(公開出願番号):特開平7-004467
出願日: 1993年06月11日
公開日(公表日): 1995年01月10日
要約:
【要約】【目的】走行開始時、加速途中、定常走行中等のあらゆる走行状態においても、エンジンの振動、揺動による不具合の発生を抑制する。【構成】エンジンマウント1は、外筒2、内筒3、防振ゴム4を備える。防振ゴム4は、内筒3に加硫接着された胴部7と、当初外筒2及び内筒3間に圧縮状態で圧入され外筒2に対しては非接合状態となっている足部8A〜8Dと、ストッパ部9A,9Bとを備える。走行開始時等、防振ゴム4に加えられる荷重が小さいときは、足部8A〜8Dは全て圧縮された状態で外筒2及び内筒3に接触しており、防振ゴム4の動ばね定数は比較的大きな値に保持される。従って、エンジンの揺動が抑制される。又、加速途中、定常走行中等、付加荷重が大きいときは、防振ゴム4の変形により、足部8A,8Cが外筒2から離間するため、動ばね定数は比較的小さなものとなる。従って、振動伝達量が低減される。
請求項(抜粋):
外筒と、前記外筒の内側に配置された内筒と、前記外筒と前記内筒との間に介装されたゴム状の弾性体とを備え、エンジンを車体に対して弾性的に支持せしめるためのエンジンマウントであって、前記弾性体は、複数の足部を有するとともに、前記弾性体に加えられる荷重が小さいときは、前記足部の全てが前記外筒と前記内筒との間に圧縮状態で介在され、かつ、前記弾性体に加えられる荷重が大きいときは、前記足部の少なくとも一部が前記外筒及び前記内筒のいずれか一方より離間すべく、前記外筒及び前記内筒のいずれか一方に接合され、かつ、他方とは非接合状態で設けられていることを特徴とするエンジンマウント。
IPC (3件):
F16F 15/08 ,  B60K 5/12 ,  F16F 1/38
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭58-072747
  • 特開昭58-072747

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