特許
J-GLOBAL ID:200903033022845072

拡張ペトリネットに基づくシミュレーション装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 國分 孝悦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-352271
公開番号(公開出願番号):特開2003-150887
出願日: 2001年11月16日
公開日(公表日): 2003年05月23日
要約:
【要約】【課題】 ペトリネットを用いて物流などの離散事象システムをシミュレーションする装置において、高速にシミュレーションを行う手段を提供する。【解決手段】 少なくともトークンに属性を定義することができ、トークンの属性を用いてトランジションの発火ルールをユーザが自由に記述可能な拡張ペトリネットを用い、あるトークン配置が与えられたとき、そのトークン配置からトランジションとプレースとの関連を自動的に切断・接続することにより、全トランジションではなく、少ない個数のトランジションのみ発火可能性を調べる。
請求項(抜粋):
メモリやディスクを含む記録装置およびディスプレイを含む出力装置を備えたコンピュータシステムを用い、少なくともトークンに属性を定義することができるとともに、定義されたトークンの属性を用いてトランジションの発火ルールを記述することができ、かつ、トランジション発火時に、入力プレースに存在するトークンを削除するか否かを入力アーク毎に設定可能な拡張ペトリネットモデルを作成するモデル作成手段と、上記モデル作成手段により作成された拡張ペトリネットモデルを上記出力装置に表示する表示手段と、上記モデル作成手段により作成された拡張ペトリネットモデルを上記記録装置に記録する記録手段と、上記記録装置に記録された拡張ペトリネットモデルのシミュレーションを実行し、シミュレーション結果を上記出力装置および記録装置の少なくとも一方に出力する出力手段とを備えた拡張ペトリネットに基づくシミュレーション装置であって、上記トークンを削除する設定を行っている入力アークと、上記トークンを削除しない設定を行っている入力アークとの複数の入力アークが上記トランジションに接続されているとき、上記トークンを削除する設定を行っている入力アークの少なくとも1つにて、接続されているプレースに発火可能なトークンが存在しない場合には、上記トークンを削除しない設定を行っている入力アークに対応するトランジションとプレースとの関連を切断し、上記トークンを削除する設定を行っているすべての入力アークにて、接続されているプレースに発火可能なトークンが存在する場合には、上記トークンを削除しない設定を行っている入力アークに対応するトランジションとプレースとの関連を接続する自動切断接続手段を有することを特徴とする拡張ペトリネットに基づくシミュレーション装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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