特許
J-GLOBAL ID:200903033022881672

ソフトウェアパッケージの使用権管理方法及び装置並びにその方法を可能にする記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 伸介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-305056
公開番号(公開出願番号):特開平10-143362
出願日: 1996年11月15日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】ワードプロセッサソフトウェア等のソフトウェアパッケージの使用権を安価に管理する方法を提供することにより、ソフトウェアパッケージの試行を容易にし、ひいては不正なコピーを抑制する。【解決手段】アプリケーションプログラム(AP)1に使用権データ2を付加してソフトウェアパッケージを作成する。使用権データは、そのAP1の使用時間などである。ミドルソフトウェア3は、そのAP1がインストールされるときに、その使用権データ2における使用時間をシステム・ディスク6の使用権管理情報5における使用権の初期値として記録する。AP1の実行時間を累積し、その累積時間が使用権の初期値に一致したとき、画面7に使用権消滅の警告を表示し、AP1の実行を不可能にする。使用権により試行した後、継続使用権だけを購入し、使用権の初期値を更新することにより使用時間を延長したり、或は所有権を取得して、使用を継続できる。
請求項(抜粋):
フロッピーディスク、CD-ROMなどの記録媒体に記録された状態で、又は通信回線で伝送される信号の状態で販売者から一般のユーザーに提供され、該ユーザーにより使われるコンピュータのハードディスク等の非揮発性記憶装置へインストールされ、そのコンピュータで実行されるときに該非揮発性記憶装置から該コンピュータのメモリへ呼び出されるアプリケーションプログラムでなるソフトウェアパッケージの使用権を管理する方法において、前記ソフトウェアパッケージの使用時間、使用期限などの使用権情報を第1の暗号で表現して該ソフトウェアパッケージへ含ませておき、前記コンピュータが起動されたとき前記非揮発性記憶装置から前記メモリへ呼び出されるミドルソフトウェアを前記非揮発性記憶装置へ記憶しておき、前記非揮発性記憶装置の記憶領域であって前記ユーザーからのアクセスが禁止された特定領域を、前記使用権の管理のための使用権管理情報を記憶する領域として割り当てておき、前記ミドルソフトウェアは、前記ソフトウェアパッケージがインストールされるとき前記使用権情報の表現を第1の暗号から第2の暗号へ変換し、前記使用権管理情報の初期値を該第2の暗号の使用権情報に設定するとともに、更に前記アプリケーションプログラムの実行がある都度に該実行の開始から終了までの時間を計測し、該時間を前記使用権管理情報における累積使用時間として累積し、該使用権管理情報における累積使用時間が該使用権管理情報における使用時間に近似し若しくは一致したとき、又は前記コンピュータで管理される暦が前記使用権管理情報における使用期限に近似し若しくは一致したとき、該アプリケーションプログラムの使用権が切れた又は間もなく切れることを前記コンピュータのディスプレイ上の表示などで警告することを特徴とするソフトウェアパッケージの使用権管理方法。
IPC (2件):
G06F 9/06 550 ,  G06F 12/14 320
FI (2件):
G06F 9/06 550 L ,  G06F 12/14 320 F

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