特許
J-GLOBAL ID:200903033026250359

ナット部材の中空シャフトへの圧入構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-299059
公開番号(公開出願番号):特開平8-133098
出願日: 1994年11月09日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】【目的】 軸部材に同軸的に螺合するナット部材の中空シャフトへの圧入による螺合部分のフリクショントルクの増大を防止する。【構成】 電動パワーステアリング装置の駆動シャフト1にモータの中空シャフト2を同軸的に設ける。駆動シャフト1の外周面にボールねじ溝1aを形成し、中空シャフト2の一端部に拡径して設けたナット支持部4内にナット部材5を同軸的に圧入し、ボールねじ溝1aとナット部材5のねじ溝との間に複数のボール6を転動自在に介装してボールねじ機構を構成して、両シャフト間でトルク伝達可能にする。ナット支持部4の内周面に、軸線方向中間部から圧入方向側端部に対応する段付き部4a側端面に至る範囲に渡る凹設部7を全周に設ける。【効果】 ナット支持部の圧入方向側端部の圧入代を小さくでき、圧入した際の締め付け力によるフリクショントルクの増大を低減できる。
請求項(抜粋):
軸部材に同軸的に螺合されるナット部材を中空シャフトに圧入して固定するようにしたナット部材の中空シャフトへの圧入構造であって、前記中空シャフトの内周面または前記ナット部材の外周面に、前記ナット部材の前記圧入方向側端縁を含む前記圧入方向側端部に全周に渡って凹設部を設けたことを特徴とするナット部材の中空シャフトへの圧入構造。
IPC (4件):
B62D 3/08 ,  B62D 5/04 ,  F16H 25/22 ,  F16H 25/24
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-092309

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