特許
J-GLOBAL ID:200903033028252421

文字切り出し装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-008793
公開番号(公開出願番号):特開平8-202821
出願日: 1995年01月24日
公開日(公表日): 1996年08月09日
要約:
【要約】【構成】 接触を含んだ状態で切り出された文字要素ブロックを正規化してから典型的接触データと比較することによって接触を起こした文字要素ブロックを検出し、接触を起こした文字要素ブロックにのみ黒画素の投影を用いて切り出しを行うことによりプリミティブセグメントを作成する。次にプリミティブセグメントを組み合わせたセグメントを作成して、正規化してから文字らしさのデータと比較することによって文字候補を出力する。【効果】 接触したパターンがなく、切り出し位置が正確で、切り出し数が少なくプリミティブセグメントを抽出することができ、余分な文字候補の出力を減少させることができる。
請求項(抜粋):
読み取り対象となる文字列画像を取得し、取得された文字列画像から最も細かい文字要素であるプリミティブセグメントに分割し、プリミティブセグメントから構成される文字の切り出しを行う文字切り出し装置において、文字列画像を入力する画像入力部と、前記画像入力部で入力された文字列画像から文字要素を抽出する文字要素ブロック抽出部と、前記文字要素ブロック抽出部で抽出された文字要素ブロックに基づいて標準的なブロックサイズを推定する標準サイズ推定部と、前記標準サイズ推定部で算出された標準的ブロックサイズに基づいて前記文字要素ブロックを正規化することによって正規化ブロックを算出する正規化ブロック算出部と、接触を起こした正規化ブロックの典型的なデータを記憶している接触データ記憶部と、前記正規化ブロック算出部で算出された正規化ブロックと前記接触データ記憶部に記憶されている接触を起こした正規化ブロックの典型的なデータを比較することによって接触を起こした前記正規化ブロックの検出を行う接触ブロック検出部と、前記接触ブロック検出部で検出された接触を起こした前記正規化ブロックに対応する前記文字要素ブロックを切断することによって切断済みブロックを作成する接触ブロック切り出し部と、前記文字要素ブロック抽出部で抽出された文字要素ブロックと前記接触ブロック切り出し部で作成された切断済みブロックからなるプリミティブセグメントを作成するプリミティブセグメント作成部と、前記プリミティブセグメント作成部で作成されたプリミティブセグメントから標準データを推定する標準データ推定部と、前記プリミティブセグメント作成部で作成されたプリミティブセグメントと前記標準データ推定部で算出された標準データから正規化組み合わせセグメントを作成する正規化組み合わせセグメント作成部と、文字らしさのデータを記憶している文字らしさデータ記憶部と、前記正規化組み合わせセグメント作成部で作成された正規化組み合わせセグメントと前記文字らしさデータ記憶部に記憶されている文字らしさのデータを比較することによって文字らしい正規化組み合わせセグメントを検出する出力候補決定部と、前記出力候補決定部で文字らしいと検出された正規化組み合わせセグメントに対応する組み合わせセグメントを前記プリミティブセグメントから作成して文字候補として出力する文字候補出力部を備えることを特徴とする文字切り出し装置。
IPC (2件):
G06K 9/34 ,  G06K 9/62

前のページに戻る