特許
J-GLOBAL ID:200903033031939152

仮締切工法および仮締切構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 雅利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-178603
公開番号(公開出願番号):特開平11-021908
出願日: 1997年07月03日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】【課題】 仮締切工の組立,解体を簡単かつ迅速に行えるようにすること。【解決手段】 仮締切工は、橋脚の鉛直方向および周方向に沿って分断された同一構成の複数のプレキャストパネル20を有している。パネル20は、スキンプレート20aと、複数の縦梁20bと、一対の横梁20cと、複数の縦リブ20dとを有している。プレート20aは、円弧状に屈曲していて、周および鉛直方向に連結した際に、円筒状になって、締切工の外周面を隔成する。縦梁20bは、プレート20aの周方向の両端と、その中央部分に配置されていて、スキンプレート20aの内面の鉛直方向に固設されている。一対の横梁20cは、円弧状の平板から構成され、プレート20a,縦梁20bの上下方向の端面に固設されている。この横梁20cは、パネル20を周鉛直方向に連結した際に環状となる。各横梁20cには、定着アンカーの挿通孔20eが貫通形成されている。
請求項(抜粋):
橋梁基礎などの水中構造物の外周を仮締切工で囲撓し、前記仮締切工の内部を排水して、前記水中構造物の修理,補強などの改修を行う仮締切工法において、前記仮締切工は、前記水中構造物の鉛直および周方向に沿って分断され、相互に連結可能な複数のプレキャストパネルを備え、前記水中構造物の基礎部分に一端が定着された複数の定着アンカーを立設し、前記プレキャストパネルを前記水中構造物の改修現場まで運搬した後に、前記プレキャストパネル間の分断部分および上下方向の接合部分,前記プレキャストパネルと前記基礎部分との間にそれぞれシール材を介在させながら、前記定着アンカーを挿通させて前記基礎部分上に積層連結し、この状態で、前記定着アンカーにプレストレス力を導入して、前記基礎部分と積層連結されたプレキャストパネルとを一体化させることを特徴とする仮締切工法。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平4-336123
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-336123

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