特許
J-GLOBAL ID:200903033033997702

脈拍計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川▲崎▼ 研二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-063486
公開番号(公開出願番号):特開平10-258039
出願日: 1997年03月17日
公開日(公表日): 1998年09月29日
要約:
【要約】【課題】 脈拍計の応答性を改善する。【解決手段】 期間T6において、直前の4データブロックはDB2'、DB3'、DB4'およびDB1になる。ここで、データブロックDB2'〜DB4'には体動成分が重畳しており、データブロックDB1には体動成分が重畳していない(d)。このため、期間T6において、バッファ制御信号は、データブロックDB2'〜DB4'を0データに置換して出力し、これに続いてデータブロックDB1を出力するようにバッファを制御する(e)。ここで、0データは脈波データの中心値である。したがって、体動成分が重畳したデータブロックDB2'〜DB4'を周波数成分の解析に影響を与えないデータに置換することができる。
請求項(抜粋):
一定のサンプル数に対応するデータブロック毎に脈拍を計測する脈拍計において、生体の体動を検出して体動データを出力する体動検出手段と、前記体動データに基づいて体動の有無を前記データブロック毎に判定する判定手段と、前記生体の脈動を検出して脈波データを出力する脈波検出手段と、前記脈波データを記憶するとともに、前記判定手段の判定結果が体動有りから体動無しに切り替わった後の所定期間においては、体動有りと判定された期間中に記憶した前記脈波データを周波数解析に影響を与えないデータに置換して出力し、前記所定期間以外の期間においては記憶した前記脈波データを出力する置換手段と、前記置換手段の出力データに対して複数の前記データブロック単位で周波数解析を施し、次の周波数解析を1データブロックずらした前記置換手段の出力データに対して施すことにより、前記データブロック毎に解析結果を得る第1の演算手段と、前記体動データに対して複数の前記データブロック単位で周波数解析を施し、次の周波数解析を1データブロックずらした前記体動データに対して施すことにより、前記データブロック毎に解析結果を得る第2の演算手段と、前記判定手段によって体動有りと判定された場合には、前記第1の演算手段の周波数解析に基づいて脈拍に対応する周波数を抽出し、前記判定手段によって体動無しと判定された場合には、前記第1の演算手段と前記第2の演算手段の周波数解析結果に基づいて、脈拍に対応する周波数を抽出する脈波成分抽出手段と、前記脈波成分抽出手段によって抽出された前記脈拍の周波数から脈拍数を算出する脈拍数算出手段と前記脈拍数を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする脈拍計。
IPC (2件):
A61B 5/0245 ,  A63B 24/00
FI (3件):
A61B 5/02 322 ,  A63B 24/00 ,  A61B 5/02 320 P

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