特許
J-GLOBAL ID:200903033040578243

ステッパモータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-348654
公開番号(公開出願番号):特開平5-284717
出願日: 1992年12月28日
公開日(公表日): 1993年10月29日
要約:
【要約】【目的】 非円形断面形状の規定開口有するロータ内蔵のステータに対して、この開口に対応する断面形状部分を有して嵌合するシャフトを設けることにより組み立てが容易かつ信頼性高いステッパモータを得る。【構成】 ステータ28を、ロータ30の円形の第1端部52を支承する部分と、この部分に隣接して内面50が非円形断面形状のシャフト回転防止部分78とを有するモノリシック成形体とする。ロータ30には、ステータ28に回転自在に支承する第1端部52及び第2端部32と、永久磁石部分と、雌ねじを形成した内面とを設ける。シャフト22には、ヘッド70bと、ロータ30の雌ねじに相対回転自在に掛合する雄ねじ部66と、ステータ成形体28の回転防止部分78の内面50に摺動自在に嵌合する非円形断面形状の外面を有する部分54とを設ける。
請求項(抜粋):
中心軸線を有し、この軸線の周りに配置してステータにおける複数個の磁極を発生する巻線手段を有するステータと、複数個の磁極を有し、前記軸線の周りに回転自在に取り付ける永久磁石ロータと、ロータの回転により直線移動するよう前記ロータに連結したシャフトとを具えたステッパモータにおいて、a. 前記ステータに、(1) 前記軸線の周りに配置した少なくとも1個の周縁巻線保持チャンネルと、(2) 前記ロータの少なくとも一部を収容する軸線方向に延びる内側開口と、(3) 軸受保持手段を有する第1軸線方向端部と、(4) 円形断面の軸受表面を有する軸受部分、非円形断面形状の内面を有する隣接シャフト回転防止部分よりなる第2軸線方向端部とを画定した絶縁材料の成形体に埋め込んだ複数個の多重磁極ピースを有するモノリシック成形組立体を設け、b. 前記ロータに、(1) 前記ステータ成形体の軸受保持手段により固定した軸受を支持する第1端部と、(2) 前記ステータの軸受部分に対して回転自在に配置した軸受表面を有する第2端部と、(3) 前記ステータ内で回転するよう配置した永久磁石部分と、(4) ねじ山を形成した表面とを有する本体を設け、c. 前記シャフトに、前記ステータから突出して軸線方向に移動可能な端部と、前記ロータ及びステータと連係動作し、前記ロータの回転運動をシャフトの軸線方向移動に変換するため、(1) 前記ロータ本体の前記ねじ山を形成した表面に回転自在に掛合するよう前記ロータ本体に位置するねじ山を設けた表面を有する第1部分と、(2) 前記ステータの前記非円形断面形状の内面に対応する断面の外面を有し、前記ステータ成形体の回転防止部分に摺動自在に配置した第2部分とよりなる変換部分とを設けたことを特徴とするステッパモータ。

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