特許
J-GLOBAL ID:200903033042448290

ドップラレーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-078956
公開番号(公開出願番号):特開2000-275329
出願日: 1999年03月24日
公開日(公表日): 2000年10月06日
要約:
【要約】【課題】 最大測定可能半径を飛躍的に増大しつつ、2次エコーを確実に除去することのできるドップラレーダ装置を提供する。【解決手段】 互いに周波数の異なる局部発振信号をIF信号により送信周波数に周波数変換し(4,6)、パルス変調を施し(7)電力増幅した後(8)、一方を水平偏波、他方を垂直偏波に変換して、送信繰り返し周期で交互に切り替えて(9)空間に放射する(10,11)。それぞれのエコーを捕捉し、水平偏波のエコー成分を抽出する系統(15〜18)と垂直偏波のエコー成分を抽出する系統(27〜30)に振り分け、各系統の出力について直線位相検波を施し(19〜24,31〜35)、各系統の直線位相検波出力について位相差を補償する(25,26,36,37)ことで、最大観測半径RMAX をRMAX =c/fr (但し、fr :送信繰り返し周波数、c:光速度)とする。
請求項(抜粋):
互いに周波数の異なる第1及び第2の周波数信号を発生する第1及び第2の局部発振器と、前記第1及び第2の周波数信号を送信周波数に変換するための中間周波数信号を発生する第3の局部発振器と、前記第1及び第2の局部発振器から出力される第1及び第2の周波数信号に対してそれぞれ前記第3の局部発振器から出力される中間周波数信号で送信周波数に周波数変換しパルス変調を施し電力増幅した後、一方を水平偏波、他方を垂直偏波に変換して、送信繰り返し周期で交互に出力する送信手段と、この手段から出力される水平偏波及び垂直偏波を空間に放射しそれぞれのエコーを捕捉する空中線装置と、この空中線装置で捕捉されたエコーを取り込んで前記水平偏波のエコー成分を抽出する系統と前記垂直偏波のエコー成分を抽出する系統に振り分け、各系統の出力について直線位相検波を施す受信手段と、前記受信手段で得られた2系統の直線位相検波出力について位相差を補償する位相差補償手段とを具備し、最大観測半径RMAX をRMAX =c/fr但し、fr :送信繰り返し周波数c :光速度としたことを特徴とするドップラレーダ装置。
IPC (2件):
G01S 13/12 ,  G01S 13/50
FI (2件):
G01S 13/12 ,  G01S 13/50 B
Fターム (16件):
5J070AB06 ,  5J070AC06 ,  5J070AD05 ,  5J070AD15 ,  5J070AD17 ,  5J070AE12 ,  5J070AE13 ,  5J070AH34 ,  5J070AH39 ,  5J070AH50 ,  5J070AJ04 ,  5J070AJ10 ,  5J070AK01 ,  5J070AK04 ,  5J070AK10 ,  5J070BA01

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