特許
J-GLOBAL ID:200903033049808586

周波数ダイバーシチ通信方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-220489
公開番号(公開出願番号):特開平8-084105
出願日: 1994年09月14日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】 干渉キャンセラにおける演算量、回路規模を低減し、処理時間を短縮する。周波数ダイバーシチ通信方式をセルラ方式に適用する。【構成】 受信電力測定比較回路の測定結果に基づいて干渉波選択回路により干渉波を選択し、キャンセルする必要のない干渉波についてはキャンセル動作を行わない。同一符号系列をある一定の距離以上離れた場所で繰り返し利用する。セル間で同一の拡散コードを用いる。【効果】 伝送特性が改善される。送受信機の消費電力を低減できる。セル毎のコードの割当てが不要となる。
請求項(抜粋):
トレーニング信号を含むシンボル系列の1シンボルをK個(K=2,3,...)のチップに分割し符号化された符号化チップ信号を出力する符号化回路と、K種類の周波数のキャリア信号を出力するキャリア生成回路と、前記符号化チップ信号のK個のチップによりこのK種類のキャリア信号をそれぞれ変調し1シンボルあたりK個のチップ変調波を時系列的に送出する送信部とを備えた送信機と、このチップ変調波に対するK個の複素包絡線信号を抽出する準同期検波回路と、前記トレーニング信号によりチャネル同定を行いそのチャネル同定結果にしたがってこの複素包絡線に含まれる干渉波成分を除去しシンボルを判定する復調部とを備えた受信機とを備えた周波数ダイバーシチ通信方式において、前記復調部は、トレーニング区間で希望波および複数の干渉波のトレーニング信号によりこの希望波および複数の干渉波の受信電力をそれぞれ測定しこの複数の干渉波相互間の受信電力レベルおよび複数の干渉波の受信電力レベルと希望波の受信電力レベルとを比較する受信電力測定比較回路と、この受信電力測定比較回路により測定された干渉波相互間の受信電力レベルの高い一以上の干渉波を選択しこれを除去すべき干渉波とする干渉波選択回路とを備えたことを特徴とする周波数ダイバーシチ通信方式。
IPC (3件):
H04B 7/12 ,  H04B 7/26 ,  H04B 1/713
FI (2件):
H04B 7/26 D ,  H04J 13/00 E

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