特許
J-GLOBAL ID:200903033050438296

樹脂被覆された炭素系スプリング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤本 博光 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-320590
公開番号(公開出願番号):特開平6-159416
出願日: 1992年11月30日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 有機質線状体或いは、炭素繊維、黒鉛ウイスカー、黒鉛粉体などを均一に分散し、高度に複合強化した有機質線状体を、コイル状の任意の形態に賦形した後、必要に応じて炭素前駆体処理を施し、さらに不活性雰囲気中に加熱処理して炭素化した、全炭素質から成る炭素系のコイルスプリングを基材として、その全表面を所望する機能に応じて選択された樹脂で被覆することより構成される。【効果】 本願発明のスプリングは、250°Cの空気中でも材料特性に殆ど変化が見られず、3×106サイクルの繰り返し伸縮テストの結果でも何等異常は認められなかった。電気絶縁性が付与され、基材の導電性は確保されているので、静電気の帯電が無く、磁化されないので電子部品として有用な機能を持っている。
請求項(抜粋):
有機質線状体をスプリング形状に賦形した後、炭素化させて成る実質的に炭素から成り、炭素固有の性質を有する炭素系コイルスプリングの表面が、樹脂皮膜によって被覆されてなる、樹脂被覆された炭素系スプリング。
IPC (5件):
F16F 1/06 ,  C01B 31/02 101 ,  C04B 35/80 ,  C04B 41/63 ,  F16F 1/12

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