特許
J-GLOBAL ID:200903033051448961

免震建築物の接地構造と接地工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧 克次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-105103
公開番号(公開出願番号):特開平6-294239
出願日: 1993年04月07日
公開日(公表日): 1994年10月21日
要約:
【要約】【目的】 免震建築物の鉄骨や鉄筋をその基礎側の鉄筋や鉄骨に電気的に接続して、建築物全体の電位を下げ、さらにOA機器などのアースを建築物の鉄筋などに接続することにより容易にアースできるようにした。【構造】 コンクリート基礎1と免震装置2との間と、免震装置2と建築物3との間にアース板5、5aを介在させ、各アース板は電線によりコンクリート基礎1あるいは建築物3の鉄筋7、7aや鉄骨に接続し、免震装置2の上下のベースプレート2bを可撓性の電線9で接続した。接地工法では、コンクリート基礎と建築物との間に介在させた免震装置の上側のアース板に接続した電線の先端を建築物の鉄筋などに接続し、下側のアース板に接続した電線の先端をコンクリート基礎の鉄筋などに接続し、免震装置の上下のベースプレートを可撓性の電線で接続するようにした。
請求項(抜粋):
鉄筋・鉄骨コンクリート建築物の下端面を可撓性材料からなる免震装置を介して鉄筋・鉄骨コンクリート基礎に支持するようにした免震建築物の接地構造において、鉄筋・鉄骨コンクリート基礎の支持面と免震装置との間にアース板が介在されるとともに、アース板がコンクリート基礎の鉄筋や鉄骨に電線で接続され、免震装置の上面と建築物の下端面との間にアース板が介在されるとともに、アース板が建築物の鉄筋や鉄骨と接続され、免震装置の上下の導電性のベースプレートが可撓性の電線で接続されていることを特徴とする免震建築物の接地構造。

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