特許
J-GLOBAL ID:200903033057868768

圧電超音波・電気外科手術用ハンドピース

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-522037
公開番号(公開出願番号):特表平8-504643
出願日: 1994年01月28日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】超音波・電気外科手術用ハンドピース(10)のハウジング(11)は、軸線と、末端(12)と、基端(13)と、内壁(40)により画成された通路(14)とを備えている。圧電積み重ね体(26)は、軸線に対して略直交する面(17)に沿って保持された要素(16)を備えている。要素(16)のリテーナ(18)は、末端部分と、中間部分と、基端部分(21)とを備えている。該末端部分(19)は、締結具(22)を備えており、基端部分(21)は、ねじ付きの肩ボルト(24)を有する。肩部分の周りの積み重ね体(26)は、エネルギ入力部分(29)と、互いに軸方向に離間した位置に配置された基準出力部分(30)とを備えている。ボルトの周りの絶縁スリーブ(31)は、要素(16)の中心穴とボルトとの間にある。ボルトの周りの一対の絶縁体(32)がその間に積み重ね体(26)を有する。一方の絶縁体(32)は、面(17)と積み重ね体(26)との間にあり、もう一方の絶縁体は、ねじ付近にある。中間部分(20)は、結合解除可能に且つ密封可能に面(17)にてハウジング(11)に取り付けられる。洗浄路(44)が流体を運ぶ。励起エネルギ入口部分(29)、フィードバック信号及び基準出力部分(30)は、スリーブ(31)及びボルトから絶縁されている。絶縁体(32)に対向し且つねじの周りに位置する座金(34)は、ねじの締付けナット(35)が構成要素をボルトに保持するとき、絶縁体(32)に軸方向力を加えるが、ねじれ力は加えない。該締め付けナット(35)は、電気外科手術用の基準戻り路として、電気外科手術用エネルギと回路を形成する。所定の行程運動の形態による軸方向への振動を伝達し得るように、器具(36)がその先端(38)にて接続具(37)に締結される。
請求項(抜粋):
圧電超音波・電気外科手術用ハンドピース10にして、 末端12と、基端13と、貫通する通路14とを有し、その軸線に沿って細長とされたハウジング11と、 該ハウジング11内で支持された複数の要素であって、前記ハウジング11及び該ハウジングに沿った通路14の軸線に対して略直交する面17に沿って取り付けられた複数の要素16を有する圧電トランスデューサ15と、 前記圧電要素16用のリテーナ18であって、末端部分19と、中間部分20と、基端部分21とを有し、該末端部分19がハウジング11の末端12の付近に配置された締結具22を有し、該基端部分21がねじが基端方向に配置された肩ボルト24の形態による伸長マンドレル23を有し、該中間部分20が結合解除可能にリテーナ18を軸方向に配置する手段により、ハウジング11に取り付けられた前記リテーナ18とを備え、 前記圧電要素16及びフィードバック水晶27が構成要素の積み重ね体内に配置され、該構成要素の各々が、中心に配置された穴28と、互いに軸方向に離間する位置に設けられたエネルギ入力部分29と、比較出力部分30とを備え、前記積み重ね体26が肩ボルト24の上に重なり合わされ且つその周りに穴28があるように配置され、 前記肩ボルトの周りに配置され且つ積み重ね体26の中心穴とボルトの肩部との間に狭持された絶縁スリーブ31と、 前記積み重ね体26が絶縁体32の間にサンドイッチ状に位置決めされた状態で前記リテーナ18の周りに配置された一対の絶縁体32とを備え、該対の絶縁体32の一方が面17と積み重ね体26との間にあり、もう一方の絶縁体32がねじに隣接し且つ積み重ね体26に対向し、要素16のエネルギ入力部分29、フィードバック信号及び積み重ね体26内の比較出力部分30と回路状に接続された超音波励起エネルギが、スリーブ31及び肩ボルト24から絶縁されるようにし、 前記絶縁体32及び積み重ね体26に対しねじれ荷重は付与しないが、軸方向荷重を付与し得る位置にて前記絶縁体32に対向し且つねじの周りの位置に配置された座金34と、 前記座金34を肩ボルト24の構成要素に対して軸方向に保持し得るように前記ねじの基端方向に配置された締め付けナット35であって、電気外科手術用エネルギの電源を受け入れる手段を有する前記締付けナット35と、 積み重ね体26との電気的接続部26であって、圧電要素16を励起して、該圧電要素16を流れる電流を受け取り且つフィードバック水晶27からの信号を伝達し、制御された軸方向への往復動作がリテーナ18の末端12まで伝達され、該末端に設けられた締結具22及び前記軸方向の往復運動動作の節点に配置されたリテーナ18の面17に運ばれるようにした前記電気的接続部とを備えることを特徴とする圧電超音波・電気外科手術用ハンドピース。
IPC (2件):
A61B 17/36 330 ,  A61B 17/39

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