特許
J-GLOBAL ID:200903033058632490
変速歯車装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-065410
公開番号(公開出願番号):特開平10-246293
出願日: 1997年03月04日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 差動歯車装置の小型化を図る。【解決手段】 各傘歯車を軸芯方向(X軸方向)に対して第1傘歯車A1 、第2傘歯車A2 、第4傘歯車A4 、第3傘歯車A3 の順番で配列する。そして、第1、第2傘歯車の各ピッチ円を通る共通球面の中心点と、前記第4、第3の傘歯車の各ピッチ円を通る共通球面の中心点とを一致させ、該中心点を原点Oとする。原点OにXY座標を設け、X軸上に前記入力軸の軸芯を配置する。そして、第1、第2傘歯車の噛み合い点C1 と第4、第3傘歯車の噛み合い点C2 とを該XY座標の同一象限上に配置する。そして、第1〜第4傘歯車を回転体3の同一軸方向面に置き、歯車装置の軸方向寸法を減少させる。
請求項(抜粋):
噛み合いハウジングに固定された歯数N1 の第1傘歯車と、出力軸に取付けられた歯数N4 の第4傘歯車と、入力軸との各軸芯を一致させて配置し、歯数N2 の第2傘歯車および歯数N3 の第3傘歯車を一体に設けた回転体を、第2傘歯車が第1傘歯車と噛み合い、第3傘歯車が第4傘歯車と噛み合うように前記入力軸の傾斜部で軸支してなる歯車装置であって、前記各傘歯車を前記軸芯方向に対して第1、第2、第4、第3の順番で配列し、第1、第2傘歯車の各ピッチ円を通る共通球面の中心点と、前記第4、第3の傘歯車の各ピッチ円を通る共通球面の中心点とを一致させ、該中心点を原点とするXY座標のX軸上に前記入力軸の軸芯を配置し、かつ、第1、第2傘歯車の噛み合い点と第4、第3傘歯車の噛み合い点とを該XY座標の同一象限上に配置し、前記入力軸とその傾斜部とがなす角度をθとし、各傘歯車の転がり面に垂直な平面と各ピッチ円錐の中心線との角度を第1〜第4傘歯車θ1 〜θ4 かつθ1 +θ2 =θ3 +θ4 =θとし、各傘歯車の転がり面から該転がり面に垂直な平面および各ピッチ円錐の中心線の交点までの距離を、相当ピッチ円半径とする相当歯数Z1 ,Z2 ,Z3 ,Z4 が、Z1 =N1 /Sinθ1Z2 =N2 /Sinθ2Z3 =N3 /Sinθ3Z4 =N4 /Sinθ4の相当円筒歯車で得られる各インボリュート歯形若しくは任意歯形のカッターにて、対面する転がり面の任意の一方へ等高歯を設け、相手面に対して該等高歯の歯形を創成転写してなることを特徴とする変速歯車装置。
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