特許
J-GLOBAL ID:200903033060423475
ウロコルチン蛋白質及びその利用
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
五十嵐 和壽
, 佐田 守雄
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-518278
公開番号(公開出願番号):特表2004-505640
出願日: 2001年07月31日
公開日(公表日): 2004年02月26日
要約:
CRF神経ペプチド系統に対してかなりの配列相同性を有するヒト・ウロコルチン関連ペプチドが確認された。明細書中ではウロコルチンIIと呼ばれる38アミノ酸ペプチド蛋白質を含むマウスcDNAが総脳ポリ(A+)RNAから単離された。ヒト・ウロコルチン関連ペプチド及びマウス系列メンバー、CRF及びウロコルチン(Ucn)。これらのペプチドは基底及びストレス状態で視床下部下垂体副腎軸索の調節に関与しており、URP及びUcnIIに対する同様の役割を示唆している。合成されたウロコルチンII及びウロコルチン関連ペプチドはCRF-R1ウロコルチンIIに対してより高い親和性でCRF-R2と結合し、このことはヒト・ウロコルチン関連ペプチドが体温と食欲の調節に関与していること、そしてその他のストレスに関連した現象で一定の役割を果たしていることを示唆している。これらの知見はウロコルチンIIとヒト・ウロコルチン関連ペプチドを中枢的に発現され、CRF-R2と結合する神経ペプチドのCRF系列の新しいメンバーであることを示している。
請求項(抜粋):
(a)ウロコルチンII蛋白質をコードする単離精製されたDNAと、
(b)高度に厳しい条件の下で上記(a)の単離されたDNAのアンチセンス補体にハイブリダイズする単離精製されたDNAにおいて、前記高度に厳しい条件が機能的には65°Cで0.1 x SSCに相当する高温及び低塩濃度での膜洗浄として特徴付けられ、前記DNAがウロコルチンII蛋白質をコードすることを特徴とする、単離精製されたDNAと、そして
(c)遺伝子コードの変質によってコドン配列が上記(a)及び(b)の単離されたDNAと異なっており、ウロコルチンII蛋白質をコードする単離精製されたDNAと
で構成される群から選択されるウロコルチンIIをコードするDNA。
IPC (16件):
C12N15/09
, A61K38/22
, A61P3/00
, A61P5/06
, A61P9/04
, A61P9/10
, A61P25/18
, A61P25/22
, A61P25/24
, A61P25/26
, A61P25/28
, A61P29/00
, C07K14/52
, C07K16/24
, C12N1/21
, C12N5/10
FI (17件):
C12N15/00 A
, A61P3/00
, A61P5/06
, A61P9/04
, A61P9/10
, A61P25/18
, A61P25/22
, A61P25/24
, A61P25/26
, A61P25/28
, A61P29/00
, C07K14/52
, C07K16/24
, C12N1/21
, C12N5/00 B
, C12N5/00 C
, A61K37/24
Fターム (60件):
4B024AA01
, 4B024BA21
, 4B024CA04
, 4B024DA01
, 4B024DA02
, 4B024DA05
, 4B024DA06
, 4B024EA04
, 4B024GA11
, 4B064AG27
, 4B064CA10
, 4B064CA20
, 4B064CC24
, 4B064DA01
, 4B065AA01X
, 4B065AA26X
, 4B065AA89X
, 4B065AA90X
, 4B065AA93Y
, 4B065AB01
, 4B065BA02
, 4B065CA24
, 4B065CA44
, 4C084AA02
, 4C084AA07
, 4C084BA01
, 4C084BA08
, 4C084BA21
, 4C084CA18
, 4C084CA23
, 4C084CA53
, 4C084DB12
, 4C084NA14
, 4C084ZA07
, 4C084ZA11
, 4C084ZA12
, 4C084ZA15
, 4C084ZA18
, 4C084ZA36
, 4C084ZA66
, 4C084ZC03
, 4C084ZC08
, 4C084ZC21
, 4C084ZC41
, 4H045AA10
, 4H045AA11
, 4H045AA20
, 4H045AA30
, 4H045BA01
, 4H045BA10
, 4H045BA55
, 4H045BA70
, 4H045BA71
, 4H045BA72
, 4H045CA45
, 4H045DA01
, 4H045DA76
, 4H045EA20
, 4H045FA72
, 4H045FA74
引用文献:
審査官引用 (6件)
-
Database GenBank[online], 1995
-
Database GenBank[online], 200007
-
GENOMICS, 1998, Vol.50, p.23-33
-
The EMBO Journal, 1983, Vol.2, No.5, p.775-779
-
PNAS, 200102, Vol.98, No.5, p.2843-2848
-
NATURE MEDICINE, 200105, Vol.7, No.5, p.605-611
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