特許
J-GLOBAL ID:200903033062335522

順次走査変換方法及び順次走査変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松村 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-312047
公開番号(公開出願番号):特開平11-146346
出願日: 1997年11月13日
公開日(公表日): 1999年05月28日
要約:
【要約】【課題】 斜めエッジや斜め線に対しても有効な走査線補間を行うことができる順次走査変換方法及び順次走査変換装置を提供する。【解決手段】 インターレース走査の映像信号を順次走査の映像信号に変換する際、原画素選択回路102が、画素値の差分絶対値を求める原画素の組の候補を補間画素を中心とした点対称関係の原画素の組の内から選択し、これらの画素値の差分絶対値を求め、原画素のエッジ情報に基づいて、これらの差分絶対値を補正し、補正された差分絶対値が最小となる原画素の組を検出し、検出された原画素の組が正しいかどうかの判定を行い、正しいと判定された原画素の組を用いて、フィルタ回路114で補間画素を作成するようにした。
請求項(抜粋):
インターレース走査の映像信号を順次走査の映像信号に変換するに際し、前記インターレース走査の1フィールドの映像信号を格子状にサンプリングした原画素に基づいて、前記変換のための補間画素を作成する順次走査変換方法において、前記補間画素に対して斜め方向、または垂直方向に位置する原画素の組を選択し、前記選択された原画素の組の画素値の差分絶対値を算出し、さらに、前記原画素の組をなすそれぞれの原画素におけるエッジ情報として垂直方向及び水平方向に隣接する画素との差分値を算出した後に、前記エッジ情報の差分絶対値を算出し、前記原画素の組の画素値の差分絶対値に対して前記エッジ情報の差分絶対値で補正を行い、前記補正された原画素の組の画素値の差分絶対値が最小となる原画素の組を選択し、前記選択された原画素の組が示す傾き方向を、前記原画素が示す傾き方向に対する相関性に基づいて、正誤判定の評価を行い、前記評価結果に基づいて、前記選択された原画素の組が示す傾き方向に対して補正を行い、作成する補間画素の画素値を、前記補正された傾き方向が示す原画素の組の画素値の平均値とすることを特徴とする順次走査変換方法。
IPC (2件):
H04N 7/01 ,  G06T 3/40
FI (2件):
H04N 7/01 G ,  G06F 15/66 355 C

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