特許
J-GLOBAL ID:200903033063038858

直交変調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-314058
公開番号(公開出願番号):特開平7-147595
出願日: 1993年11月22日
公開日(公表日): 1995年06月06日
要約:
【要約】【目的】 送信波の位相誤差の低減を可能にし変調精度を向上する。【構成】 2つの可変直流電圧オフセット部1-1,1-2によりベースバンド信号I,Qのそれぞれを入力とし直流成分を制御信号dによりそれぞれ任意に増減し、直交変調部2で2つの可変直流電圧オフセット部1-1,1-2の各出力信号および搬送波bを入力として直交変調を行う。分周部3で搬送波bを分周し、位相比較部4で分周部3の出力および基準信号cを入力として位相を比較し位相差に応じた信号を出力する。フィルタ部5により位相比較部4の出力を入力とし高調波成分をろ波し、発振部6でフィルタ部5の出力を入力として出力信号の電圧に応じた周波数の搬送波bを発振する。制御部7からの制御信号dにより2つの可変直流電圧オフセット部1-1,1-2を制御する。
請求項(抜粋):
ベースバンド信号Iを第1の入力としベースバンド信号Qを第2の入力とし基準信号を入力として位相同期ループにより発生する搬送波を第3の入力としてこの搬送波に直交変調をかける直交変調装置において、前記ベースバンド信号I,Qのそれぞれを入力とし直流成分を外部から与える制御信号によりそれぞれ任意に増減できる機能を有する2つの可変直流電圧オフセット部と、この2つの可変直流電圧オフセット部のそれぞれの出力信号を第1,第2の入力とし搬送波を第3の入力として直交変調を行う直交変調部と、前記搬送波を入力としその周波数を低い周波数に分周する分周部と、この分周部の出力信号を第1の入力とし外部から入力される基準信号を第2の入力としてそれぞれの位相を比較し位相差に応じた信号を出力する位相比較部と、この位相比較部の出力信号を入力としその信号に含まれる高調波成分をろ波するフィルタ部と、このフィルタ部の出力信号を入力としその出力信号の電圧に応じた周波数の搬送波を発振する発振部と、前記フィルタ部の出力信号の電圧を入力とし前記2つの可変直流電圧オフセット部へ制御信号を送出し制御を行う制御部を備えることを特徴とする直交変調装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-186858
  • 特公平4-053466

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