特許
J-GLOBAL ID:200903033075123605

電子装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-041999
公開番号(公開出願番号):特開平10-242767
出願日: 1998年02月24日
公開日(公表日): 1998年09月11日
要約:
【要約】【課題】 テレビジョン受像機のような電子装置における音声増幅回路のミュートピンに印加されている電圧を迅速に減少させて、過渡電流により生じるポップ音の発生を防ぐようにする。【解決手段】 ミュートピンと接続されているコンデンサの一方の端部が放電回路とも接続されていて、この放電回路は電子装置がオンからオフまたはスタンバイ状態へ切り換えられたときに作動する。この場合、2つの電源が設けられており、スイッチオフされると一方の電源の電圧は他方よりも速く減少する。放電回路の能動素子は第1の電源と接続された電極と第2の電源と接続された電極を有しており、2つの出力電圧の間の差が閾値に達すると、能動素子が作動して導通状態になる。
請求項(抜粋):
スイッチモードトランス(35)とフライバックトランス(36)から成る2つのトランスを備えた電源と、音声増幅器(19)が設けられており、該音声増幅器(19)はミュートピン(18)を有しており、該ミュートピン(18)の電圧はコンデンサ(20)の充電状態に依存し、該コンデンサ(20)の一方の端部(21)は前記ミュートピン(18)と接続されており、該コンデンサ(20)は第1のトランジスタ(27)を介して定電圧端子(37)と接続されており、前記第1のランジスタ(27)は、コレクタ、エミッタおよび制御電極(28)から成る3つの電極を有しており、前記コンデンサ(20)は、該トランジスタ(27)のエミッタ-コレクタ区間を介して前記定電圧端子(37)と接続されている電子装置において、前記第1のトランジスタ(27)のベース(28)は、第1の電極(39)、第2の電極(31)およびベース(32)から成る3つの電極を有する第2のトランジスタ(38)の第1の電極(39)と接続されており、前記第2のトランジスタ(38)における第1の電極と第2の電極の区間は、スイッチモード電力トランス(35)から成る電圧源と接続されており、前記第2のトランジスタ(38)のベース(32)は、フライバックトランス(36)から成る電圧源と接続されており、スイッチオン状態からスイッチオフ状態またはスタンバイ状態へ切り換えられると、第2のトランジスタ(38)は導通状態になり、これにより第1のトランジスタ(27)が作動して該第1のトランジスタ(27)も導通状態になり、該第1のトランジスタ(27)のコレクタ-エミッタ区間を介して前記コンデンサ(20)が放電して音声増幅器(19)がミュートされることを特徴とする電子装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • ミューティング回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-015173   出願人:松下電器産業株式会社
  • 特開昭63-299777

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