特許
J-GLOBAL ID:200903033076847437

TVブラウン管用磁気シールド材およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-270131
公開番号(公開出願番号):特開平9-111423
出願日: 1995年10月18日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 加工性、滑り性、耐錆性に優れたTVブラウン管用磁気シールド材を提供する。【解決手段】 重量比でC≦0.005%、Si≦1.0%、P≦0.4%、Mn≦1.5%、S≦0.01%、Al≦1.0%、N≦0.01%、残部Feおよび不可避的成分を含有する最終の板厚0.1〜0.3mmの冷延板に対して、Niめっきを0.02〜0.3μm厚みで施し、次いで、焼鈍するに際して、300〜750°Cまで昇温する過程の雰囲気の一部または全部を酸化性ガス雰囲気とし、Fe3O4 が主体の酸化膜を先ず表面に形成せしめた後、非酸化性ガス雰囲気に切替え、650°C以上の均熱処理を実施後、非酸化性ガス雰囲気で冷却することにより最終的にFeOが主体の鉄酸化物にすること、その酸化膜量として鋼板酸素量で20〜300ppm に制御すること、同時にNiの拡散処理を行うことを特徴とする、加工性、滑り性、耐錆性に優れたTVブラウン管用磁気シールド材の製造方法。
請求項(抜粋):
重量比でC ≦0.005%、Si≦1.0%、P ≦0.4%、Mn≦1.5%、S ≦0.01%、Al≦1.0%、N ≦0.01%、残部Feおよび不可避的成分を含有する板厚が0.1〜0.3mmで、鋼板表面がFe3 O4 を変態させたFeOが主体の鉄酸化物で、その酸化膜量が鋼板酸素量で20〜300ppm である被膜を有し、この被膜と地鉄との間にFe-Ni拡散層を有することを特徴とする加工性、滑り性、耐錆性に優れたTVブラウン管用磁気シールド材。
IPC (6件):
C22C 38/06 ,  C21D 1/76 ,  C22C 38/00 301 ,  C25D 5/26 ,  C25D 5/50 ,  H01J 29/00
FI (6件):
C22C 38/06 ,  C21D 1/76 G ,  C22C 38/00 301 Z ,  C25D 5/26 A ,  C25D 5/50 ,  H01J 29/00
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る