特許
J-GLOBAL ID:200903033077231006

空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-209544
公開番号(公開出願番号):特開平7-063385
出願日: 1993年08月24日
公開日(公表日): 1995年03月07日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、実験動物飼育室,バイオクリーンルーム等の空調に使用される空調装置に関し、消毒排気時および消毒排気終了後に通常排気に切り換える時に発生する部屋圧変動を従来より大幅に低減することを目的とする。【構成】 消毒排気時および消毒排気終了後に通常排気に切り換える時に、小風量設定手段により定風量装置の風量を小風量に設定し、この状態で、通常排気用高気密ダンパおよび消毒排気用高気密ダンパを開閉するように構成する。
請求項(抜粋):
一台の給気ファンからの空気を複数の部屋に導く複数の給気管路と、これ等の給気管路に上流側から順に配置される定風量装置および給気側高気密ダンパと、前記複数の部屋からの空気を一台の排気ファンに導く複数の排気管路と、これ等の排気管路に上流側から順に配置される通常排気用高気密ダンパおよび通常排気時圧力調節用排気ダンパと、前記排気管路の通常排気用高気密ダンパの上流側から分岐し消毒排気用主管路に接続される複数の消毒排気用分岐管路と、この消毒排気用分岐管路に配置される消毒排気用高気密ダンパと、前記消毒排気用主管路に上流側から順に配置される消毒排気時圧力調節用排気ダンパ、消毒排気処理装置および消毒排気用排気ファンと、前記定風量装置の風量を設定するとともに前記給気側高気密ダンパ,通常排気用高気密ダンパおよび消毒排気用高気密ダンパの開閉を指示するコントローラと、前記圧力調節用排気ダンパの開度を自動調節することにより前記部屋内の圧力と部屋外の圧力との差圧を所定の値に維持する差圧調節器と、を備え、前記給気側高気密ダンパおよび通常排気用高気密ダンパを閉じた状態で前記部屋内を消毒した後に、前記消毒排気用分岐管路および消毒排気用主管路を用いて前記部屋内を排気する時に使用される消毒排気用制御手段を設けてなり、前記消毒排気用制御手段を、消毒排気信号の入力により前記差圧調節器による制御を通常排気時圧力調節用排気ダンパから消毒排気時圧力調節用排気ダンパに切り換える制御切換手段と、前記消毒排気信号の入力により前記消毒排気用排気ファンを起動する起動手段と、前記消毒排気信号の入力により前記定風量装置の風量設定を定常時風量より小さく設定する小風量設定手段と、前記消毒排気信号の入力により前記給気側高気密ダンパを全開にする操作を開始する給気ダンパ全開手段と、前記小風量設定手段により設定された風量で前記定風量装置が作動されると同時に前記消毒排気用高気密ダンパを全開にする操作を開始する消毒排気用ダンパ全開手段と、前記消毒排気用高気密ダンパの全開後に、前記定風量装置の風量設定を増大する風量変更手段と、から構成してなることを特徴とする空調装置。
IPC (2件):
F24F 7/06 ,  C12M 1/36

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