特許
J-GLOBAL ID:200903033078211459

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-012957
公開番号(公開出願番号):特開平8-200022
出願日: 1995年01月30日
公開日(公表日): 1996年08月06日
要約:
【要約】【目的】 内燃機関のバルブタイミング制御装置において、カムジャーナル摺動面における潤滑性を向上させる。【構成】 カムシャフト1とタイミングプーリ2との間に介在されたリングギヤ27の両端に進角側油圧室28及び遅角側油圧室29を設ける。そして、両油圧室28,29に作用する油圧を変化させ、カムシャフト1をタイミングプーリ2に対して相対回動させることによりバルブ開閉時期を制御する。前記両油圧室28,29に油圧を導入するための進角及び遅角側ヘッド油路11,12にはカムジャーナル5摺動面に相対した開口部11a,12aを設け、ジャーナル溝9,10と連通させる。エンジンがアイドリング状態である場合に高圧となる遅角側ヘッド油路12の開口部12a及びジャーナル溝10は進角側ヘッド油路11の開口部11a及びジャーナル溝9よりカムシャフト1の先端側に配置する。
請求項(抜粋):
内燃機関のバルブ駆動用カムシャフトの外周に設けられたプーリと、前記カムシャフト及びプーリ間において両者と噛合されるとともに、内外周面に歯を有し、かつ、少なくともその一方がヘリカル歯である円筒状のリングギヤと、油圧供給源からの油をリングギヤの両端に設けられた進角側油圧室及び遅角側油圧室へ導入し、その油圧を前記リングギヤの両端側に作用させるための進角制御用油路及び遅角制御用油路と、を備え、油圧供給源からの油圧の付勢力により、リングギヤをカムシャフトの軸方向へ移動させることによりプーリとカムシャフトとを相対回転させ、バルブ開閉時期を可変とした内燃機関のバルブタイミング制御装置において、前記進角制御用油路及び遅角制御用油路はカムシャフトのスラスト軸受に対するカムジャーナルにおいて開口され、遅角制御用油路の開口は進角制御用油路の開口よりも前記プーリ側に配置されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
IPC (5件):
F01L 1/46 ,  F01L 1/04 ,  F01L 1/34 ,  F01M 1/06 ,  F01M 9/10
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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