特許
J-GLOBAL ID:200903033078401584

濃淡画像用特定部位抽出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 韮澤 弘 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-239243
公開番号(公開出願番号):特開平10-091782
出願日: 1996年09月10日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】 X線画像のような濃淡画像から塊状陰影の特定部位も塊状陰影以外の構造の特定部位も精度良く抽出する濃淡画像用特定部位抽出方法。【解決手段】 特徴量抽出ステップ1と、特徴量抽出ステップ1によって求められた特徴量ベクトル群bと、そのベクトルが抽出された画素が入力画像中で抽出すべき特定部位であるか否かの教師信号dとを用いて、特徴量ベクトル群bと教師信号dとの対応関係をニューラルネットワークを用いて学習する学習サブステップ22と、特徴量ベクトルbをニューラルネットワークに入力して、その特徴量ベクトル群bが抽出された画素が画像中で抽出すべき特定部位であるか否かの信号を出力する認識サブステップ23とからなる学習認識ステップ2とからなる。
請求項(抜粋):
濃淡情報からなる入力画像を入力する画像入力サブステップと、前記入力画像に対し、画像中の実空間における特定の方向と実空間における特定のサイズに選択的に反応する選択的空間周波数フィルタリングを施す選択的空間周波数フィルタリングサブステップと、前記のフィルタリング結果の画像において、ある特定の画素とその周辺の複数の画素から構成されると共に、前記の実空間の特定のサイズに比例した大きさを持つウィンドー内で、前記フィルタリングの結果を平均化し、その平均化された値を前記ウィンドー内の特定の画素の特徴量として出力する平均化サブステップと、相異なる少なくとも2つ以上の選択的空間周波数フィルターに対する前記の平均化した出力を前記特定の画素の持つ特徴量の成分としたベクトルを作成する特徴量ベクトル作成サブステップとからなる特徴量抽出ステップと、前記特徴量抽出ステップによって求められた特徴量ベクトルと、そのベクトルが抽出された画素が入力画像中で抽出すべき特定部位であるか否かの教師信号とを用いて、前記特徴量ベクトルと前記教師信号との対応関係をニューラルネットワークを用いて学習する学習サブステップと、前記特徴量ベクトルを前記ニューラルネットワークに入力して、その特徴量ベクトルが抽出された画素が画像中で抽出すべき特定部位であるか否かの信号を出力する認識サブステップとからなる学習認識ステップと、からなることを特徴とする濃淡画像用特定部位抽出方法。
IPC (4件):
G06T 7/00 ,  A61B 6/00 ,  G06F 15/18 560 ,  G06T 1/00
FI (4件):
G06F 15/70 465 A ,  G06F 15/18 560 C ,  A61B 6/00 350 D ,  G06F 15/62 390 A

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