特許
J-GLOBAL ID:200903033082253760

高度放射線不透過性ポリオレフィンとその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-234863
公開番号(公開出願番号):特開平11-166080
出願日: 1998年08月07日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、放射線不透過性材料が化合物中にほぼ均一に分散してポリマー母材中に保持された、高度な放射線不透過性を有するポリオレフィン化合物を製造する方法を提供する。【解決手段】 本発明においては、最初に所定量のポリオレフィン、好ましくは低密度ポリエチレンを少なくともその融点まで加熱する。ポリオレフィンの量は、化合物の少なくとも10重量%とする。ついで、このポリオレフィンに、放射線不透過性の金属粉末を一定量添加する。放射線不透過金属は、化合物に対し、重量割合で90%まで加えることができる。金属粉末は、タンタル、タングステン、金またはプラチナが好ましい。次いで、混合物をつくるため、分散剤をポリオレフィンに添加する。分散剤は、化合物の重量の少なくとも0.2%は添加する。分散剤は、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、またはステアリン酸カルシウムが好ましい。最後に、混合物をよく混ぜ合わせ、その融点以下まで冷却して化合物を生成する。
請求項(抜粋):
化合物中の放射線不透過性材料が分散剤で湿潤され、ポリマー母材中にほぼ均一に分散して、このポリマー母材中に保持された、高度な放射線不透過性を有するポリオレフィン化合物を製造する方法であって、a)前記化合物の少なくとも10重量%のポリオレフィンを少なくともその融点まで加熱する工程と、b)前記ポリオレフィンに、前記化合物の90重量%までの放射線不透過性金属粉末を添加する工程と、c)混合物をつくるため、前記化合物の少なくとも0.2重量%のステアリン酸系分散剤を前記ポリオレフィンに添加する工程と、d)前記化合物を生成するため、前記混合物をよく混ぜ合わせ、その融点以下まで冷却する工程を含む方法。
IPC (5件):
C08L 23/00 ,  A61L 29/00 ,  C08J 3/20 CES ,  C08K 3/08 ,  C08K 5/098
FI (5件):
C08L 23/00 ,  A61L 29/00 E ,  C08J 3/20 CES Z ,  C08K 3/08 ,  C08K 5/098
引用特許:
審査官引用 (5件)
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引用文献:
審査官引用 (3件)
  • 10889の化学商品, 19890125, 861
  • 10889の化学商品, 19890125, 861
  • 10889の化学商品, 19890125, 861

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