特許
J-GLOBAL ID:200903033089409811

データ記憶システムにおける仮想容量の過大割当てを避ける方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 次生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-328644
公開番号(公開出願番号):特開平8-221875
出願日: 1995年12月18日
公開日(公表日): 1996年08月30日
要約:
【要約】【課題】 冗長性データ記憶システムにおいてユーザーに使用可能な仮想記憶スペースを過大に割当てるのを避ける。【解決手段】 ミラーRAID領域に保持すべき最小割合のユーザ・データ、およびパリティRAID領域に保持すべき残りの割合のユーザ・データの用意をし、これに基づいてユーザに割り当てることができる、アプリケーション・レベルの仮想記憶スペースの全仮想容量を計算することにより、ユーザに仮想記憶スペースを過大に割り当てるのを防止する。ミラーRAID領域およびパリティRAID領域の間で冗長性を変更してデータを移行し、ユーザが要求する仮想記憶容量に適合させる。
請求項(抜粋):
全体の物理的な記憶スペースを規定する選ばれた容量の複数の記憶ディスクからなるディスク・アレイを備える階層的なデータ記憶システムにおける仮想記憶スペースの過大割当てを避ける方法であって、RAID領域は、ミラー冗長性に従ってデータを格納するミラーRAID領域、およびパリティ冗長性に従ってデータを格納するパリティ領域を含み、上記ミラーRAID領域は、ある量のデータを格納するのに上記パリティRAID領域によって消費されるRAIDレベルの仮想記憶スペースの量と比較して、同じ量のデータを格納するために同じかより大きい量のRAIDレベルの仮想記憶スペースを消費するようになっており、複数の上記RAID領域として物理的な記憶スペースを提供するRAIDレベルの仮想記憶スペースに物理的な記憶スペースをマッピングするステップと、RAIDレベルの仮想記憶スペースをアプリケーション・レベルの記憶スペースへマッピングするステップと、上記ミラーRAID領域に保持すべき最小割合のユーザ・データの用意をするステップと、上記パリティRAID領域に保持すべき残りの割合のユーザ・データの用意をするステップと、上記ミラーRAID領域に保つべき最小割合のユーザ・データの用意および上記パリティRAID領域に保つべき残りの割合のユーザ・データの用意に基づいてユーザに割り当てることができる、アプリケーション・レベルの仮想記憶スペースの全仮想容量を計算するステップと、を含む仮想容量の過大割り当てを避ける方法。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特表平5-505481
審査官引用 (1件)
  • 特表平5-505481

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