特許
J-GLOBAL ID:200903033093853246

財務管理システム、装置、方法及び記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-029662
公開番号(公開出願番号):特開2001-222656
出願日: 2000年02月07日
公開日(公表日): 2001年08月17日
要約:
【要約】【課題】 既存のシステムを損なうことなく、連結した財務諸表を簡易に作成する。【解決手段】 グループ企業端末3は、それぞれ独自の会計システムにより財務諸表を作成し、上位の地域統括サーバ2に送信する。地域統括サーバ2は、それぞれ地域内に含まれるグループ企業端末3から送られてきた財務諸表を連結し、本体サーバ1に送信する。本体サーバ1は、各地域統括サーバ2から送られてきた財務諸表を連結する。地域統括サーバ2または本体サーバ1で財務諸表を連結する際に、グループ企業間での取引について売り上げ側の取引情報のみを用いて、財務諸表の各科目からの減算を行う。また、グループ企業端末3は、独自システムにより作成した取引情報を本体サーバ1の方式に変換するインタフェース装置を備え、このインタフェース装置で変換を行って地域統括サーバ2に送信する。
請求項(抜粋):
連結対象となる各グループ企業に対応して設けられた複数の下位コンピュータと、該下位コンピュータのそれぞれと接続され、各下位コンピュータから送られてきた財務諸表と取引データとを基に、連結した財務諸表を作成する上位コンピュータとから構成される財務管理システムであって、前記下位コンピュータは、財務諸表と、グループ企業間の取り引きに関する取引データとを前記上位コンピュータに送信する送信手段を備え、前記上位コンピュータは、前記下位コンピュータの送信手段から送られてきた財務諸表と取引データとを受信する受信手段と、前記受信手段が受信した財務諸表中の金額を、その科目毎に加算する財務諸表加算手段と、前記受信手段が受信した財務諸表の借方または貸方の一方の勘定に対応する取引データに基づいて、借方及び貸方の双方の勘定に対応する消去データを作成する消去データ作成手段と、前記財務諸表加算手段が加算した財務諸表中の各科目の金額から、前記消去データ作成手段が作成した消去データに対応する金額を減算して、連結した財務諸表を作成する財務諸表減算手段と、前記財務諸表減算手段によって作成された連結した財務諸表を出力する出力手段とを備えることを特徴とする財務管理システム。

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